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何が何でも自衛隊を |
保守、公明が「イラク派遣」の意見書採択 |
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自衛隊のイラク派遣は、アメリカ占領軍と一体とみなされ、テロや報復攻撃の土壌を増やすだけの愚行です。フランス、ドイツを始め、多くの国の「主権をイラク人自らに戻し、国連主導で人道支援を」の声は世界の声となっています。
ところが、保守、公明党は派遣推進の「イラク復興支援に関する意見書」を12月議会に提案し、賛成多数で可決しました。
提案者の三村議員(保守・新和会)に数名の議員の質問をしましたが、何が何でも派遣ありきで「自衛隊は5兆円もかけて訓練したんだから行くべき」「国際協調、世界の一員として当然」とアメリカ言いなりのゴリゴリぶりを発揮。危険な地域には行かないと言いながら「私としては戦車を持っていってもらいたいくらいだ」と述べ、もし息子が行くとしたら?と問われ「喜んで送りだす」とまで答えました。
公明党の古沢議員も、「テロに屈することなく断固立ち向かうべき」と言いつつ、世論を意識してか「大多数の国民の理解が得られるよう説明責任がある」つまり、国民を説得せよと述べました。平和の党の看板が泣きます。
日本共産党は他会派と共同で「イラク派兵中止」の意見書を提案しましたが、賛成少数で否決されました。
国民世論と正反対の新座市議会の恥ずかしい結論です。 |
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