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廃案しかない 大うその年金法案 |
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年金法案が衆議院で強行採決されましたが、採決直前に保険料の上限はない、給付は現役時代の50%を保障すると政府の言ってきたことは大うそだったことが明らかになりました。
保険料は1万9千6百円でとまるどころか、将来物価にあわせて2万円にも3万円にも上昇。給付は現役時代の4割から3割に激減します。審議の中でそうした資料を出さなかったのです。自民党は全議員の国民年金加入の調査を拒否し、公明党は党三役の未納を法案を通してから公表するという党利党略。
もうこんな法案は白紙にして出直せとマスコミも声を上げています。日本共産党は皆さんと力を合わせて廃案にするよう奮闘します。
百年の不安と苦痛
政府与党の年金改悪をめぐって年金受給者もこれからの受給者も怒りと不安でいっぱいではないでしょうか。
私たち年金者組合はさる4月15日「年金改悪法案の撤回」や「最低保障年金制度の創設」などを求め県庁と県内7箇所の社会保険事務所に一人ひとりの思いや要求をつづった請願書を提出する個人請願をおこないました。
篠塚委員長は、「医療費と年金カットに加え、県独自の高齢者医療補助制度も無くなり、高齢者の生活はいっそう厳しくなっています。上田知事は県民の立場で国に年金改悪の撤回を働きかけてほしい」と訴えました。
つづいて参加全員が「障害の妻を抱え、この上年金まで削られては生きていけない」「一目500円の食費で生活している人にこれ以上の負担をかけないでほしい」「だれでも年をとる。安心して暮らせる年金を」との思いを訴えました。
黙っていたら「百年安心」どころか「百年の不安と苦痛」をうけることになります。いまこそ草の根の声をあげ、行動を起こすときではと思います。
(年金者組合新座支部・齋藤)
いじめ3兄弟の「自、公、民」3党
私は4・15全国怒りの年金行動に参加して、県社会保険事務所と県知事に要請、また東上沿線9支部43名の年金者組合の仲間と川越駅頭で署名行動に参加しました。
「年金、下げられては困る」と署名する人、黙って署名するサラリーマン等など一時間で112筆が集まりました。
川越社会保険事務所では時世を反映してか、連日満員で混雑しているとの事、応対に出た所長に「年金は命綱」と訴え請願しました。
5月11目には自民、公明の政府案とともに民主党が加担し「三党合意」の修正案が衆議院で可決してしまいました。国会議員の未納問題も大事ですが、焦点は年金法案の中身が充分審議されず悪法がまかり通ってしまうことです。「百年不安」の年金では当てになりません。
私の所属する新座支部では志木駅頭で宣伝署名行動に取り組んでいます。参議院審議にむけ、廃案まで仲間の人たちと闘いの輪を広げるつもりです。世論調査では「今国会成立反対70%」と報じています。消費税増税につながる「いじめ3兄弟」をつぷすには今度の参議院選挙に勝利するしかないと思います
(池田三丁目・森) |
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