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9条は宝 子どもたちに平和な地球を |
第51回日本母親大会に7名が参加 |
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「憲法9条は世界の宝、子どもたちに平和な地球を」第51回日本母親大会が7月23、24日茨城県ひたちなか市で開催され、全国からの参加者は二日間で一万二千五百人を越え、新座市からは7名が参加しました。
記念講演はアムネスティーインターナショナル日本支部特別顧問のイーディスハンソンさん。男か女か、出身地や学歴で差別するのは間違い「色々あるわ。ちごうてもかまへん」と話し、会場を沸かせました。二日目は「輝け憲法」「食の安全・日本の農業」「子どもの学力」ニートってなーに」などの分科会に分かれ熱心な討論がおこなわれました。感想が寄せられたのでご紹介します。
分科会 「介護保険改革のねらいは」に参加して
6月22日参議院本会議で自、公、民の賛成で可決・成立した介護保険法をめぐって真剣に話合いました。
今回の改悪法は財政効率化優先の改革で1兆円を減らすためであり、06年度の見直しでさらに保険料の値上げと保険徴収年齢の引き下げも考えられていると助言者の相野谷さんは話されました。
「介護者を社会的に解放して社会全体で支える」ために作った介護保険のはずでしたが、「サービスは受けたいが自分の懐と相談」「10月から施設でホテルコストが徴収され年金収入だけでは足りない」など深刻な意見が出されました。
また施設事業者の悩みも深刻で「お金の払える人を入れないと経営が立ち行かない」「軽度者からヘルパー訪問を取上げる法改悪でヘルパーの仕事が減り事業所運営も大変」などの発言がありました。高齢者への年金課税や控除が無くなるなど弱いものいじめはますます耐え難いもの。「生活保護を受けることをためらわず生きる権利を主張しよう」という意見もだされました。
福祉の財政支出を抑えるという国の政治の大元を変えなければと強く感じた素晴らしい分科会でした。
(投稿・酒井・野火止) |
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