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「元の無料にもどしてほしい」が7割 |
公民館利用の市民の声を聞け |
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3月14日、文教経済常任委員会で65団体から寄せられた「公民館有料化見直し」の陳情審議が行われました。
陳情者は昨年末に独自に行った公民館を利用する200団体への郵送アンケート調査結果書を配布。「会費を値上げした」「会員が減った」など回答者の6割が「有料化の影響があった」と回答し、7割の団体が「元の無料に戻してほしい」と希望していることを紹介しました。
工藤、石島市議は「このような影響調査は本来行政が行うべきものだ。陳情者の熱意に敬意を表したい。回答はスポーツや文化、子育てなどあらゆるジャンルのサークル、全公民館から103団体が回答を寄せており調査は公正なものと思える。活動が先細りしそうな不安を訴えている市民の声を議会は重く受け止めるべきだ。団塊の世代が地域で活動していく時代を迎え、健康づくり、仲間作りに社会教育は大きく貢献している。利用料1900万円(06年度見込み)は不要不急な事業を見直せば捻出できる。財政を惜しんで大きなものを失ってはならない」と陳情採択を主張しました。
しかし、保守、公明市議は「財政危機状態で利用者にそれなりの負担を求める」「安易な取り組みはむしろ市民に対する裏切り行為になる」などと述べて陳情不採択を主張。4対2で委員会では不採択となりました。
最終結論は30日に
最終結論は30日の議会最終日に決まります。市民の皆さんの傍聴をお願いします。 |
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