日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2006.11.19  No.1190
日本共産党新座市委員会
3年連続 またまた市民いじめの行革か
61件の増税と市民サービスカットを検討
 新座市は「市財政が大変」として市民負担の増加と市民サービスの低下を3年連続で実施しようと計画しています。

 日本共産党市議団が情報公開で入手した資料によると、3つの専門部会で細かな検討をおこない11月中に行財政改革推進本部で決定するために、現在大詰めの協議がおこなわれているもようです。

 サービス水準適正化部会では159件の事業を検討し、61件を見直して1億7527万円の市民負担増とサービス低下を報告しています。

《歳入》ではまず都市計画税の引上げが提案されています。05年、06年、07年と3年連続の値上げを既に決めていますが、さらに08年、09年、2010年とこれからも3年間連続値上げです。

 また、住民票などの証明書の交付手数料を150円から200円に値上げ、市営プール(大人)の使用料を400円から500円に、国民健康保険税(医療分)の値上げも検討すると値上げラッシュです。

 保育料や学童保育料値上げ、家庭ゴミの有料化についても早期の実施を検討。05年に約40%値上げした下水道使用料は5年毎に見直し値上げするとしています。

《歳出》では、「広報にいざ」の配布謝礼金を30円から20円に減額、集団資源回収事業奨励金を1キロ5円から3円に減額、シャトルパスの廃止、敬老祝金制度の全廃、小学校高学年の教科担任制度加配事業の廃止などを提案しています。(表1を参照)

削るところが違うのでは

 きめ細かな教育や福祉、環境に関する事業、社会的弱者にかかわる事業の補助金カットが多数あります。「削るところが違うのでは」と市民から声が上がるのは必至です。

 日本共産党は「市長は大型道路や区画整理など大型事業の凍結、スローダウンを決断し、市民負担増やサービスカットはすべきでない」と一貫して主張しています。来年度予算にむけ声を上げていきましょう。
この市民サービス、補助事業が危ない!
紙さん、佐呂間町に飛ぶ 
紙さん、佐呂間町に飛ぶ
被災状況を調査する紙議員(右から3人目)
=11月8日
 11月7日、突然佐呂間町を襲った竜巻による被害調査に東京から女満別空港を飛び佐呂間町へ。真下県議、但木町議らと被災地を回りました。
 鹿島建設のプレハブが根こそぎ巻き上げられ無残な残骸をとどめている現地を見て、あらためて竜巻のすさまじさを実感しました。
犠牲となった9名の方々にお花をたむけ、被災者補償に全力を尽くすことを胸にちかいました。

(日本共産党参議院議員紙智子)
子どもを躊躇なく救おう
熱気満ちた教育基本法改悪反対市民集会
教育基本法に反対する市民集会
 11月14日、新座市民会館で教育評論家尾木直樹氏を迎えた『教育基本法に反対する市民集会』は、150人の参加で熱気溢れる集いになりました。

 相次ぐ最近のいじめ自殺から話をはじめた尾木氏は、「勝ち組・負け組で弱者は自己責任」と切り捨てる大人社会の風潮が子どもの人格を歪めている。いじめは絶対加害者が悪い。加害者の人格の救済に大人は躊躇なく取り掛からなければならないと強調されました。

 教育基本法改定案は「いじめを5年で半減する」などの目標を掲げて教育委員会や校長を締め付け、ますますいじめが表面化しなくなると指摘。

 「人格の完成」をめざし「国民に直接責任を持つ」誇り高い現教育基本法の内容を知ってマスコミ界も「改正する必要がないこと」が分かり、流れが変わりつつある。希望を捨てず力を尽くそうとユーモアの中にも熱烈なメッセージを託されました。
たった一日ではもったいない
党栄池田後援会が第七回『手作り文化祭』
第七回『手作り文化祭』
絵画、書、俳画、パッチワークなど百点余の力作が並ぶ
=06年11月12日 栄公民館
 「文化のあるところに平和あり」をモットーに続けてきた草の根の『手作り文化祭』。今年は第七回を迎え、秋晴れに恵まれた11月12日栄公民館で開催した。年々知名度(?)も高まり会場スペースの関係から一人一作品に限らせていただいたが、それでも五十余名から百点余の作品が勢ぞろいした。

 絵画、写真、書、俳画、短歌、パッチワークなど多彩な出品はどれも日常の暮しの中で作者の感動や想いが込められた作品群。教育基本法や憲法改悪など、時代に逆行する動きへの鋭い批判や警鐘を詠う短歌、俳句などがとりわけ目に留まる。作品の前に立ち、作者と見学者がじかに話し合う光景はやはり地域文化行事ならではと嬉しさが膨らむ。

 「観に来てよかった」「自分にも刺激になった」「こんなに見ごたえのある作品展がたった一日でおしまいなんてもったいない。せめてもう一日」等の声は入場者や主催者スタッフ皆の声でした。作品に加え「生け花教室」「茶の湯」無料「健康チェック」も併催し来場者に大変喜ばれました。

(F氏)
見事な地元野菜びっしり並ぶ
第三十回新座市民まつり収穫祭
 前日の雨も晴れた11日、第三十回新座市民まつり収穫祭が開催されました。新座の大地で丹精込めて作られた里芋、大根など野菜486点が陳列され、さいたま農林振興センターから派遣された審査員が28の特別賞を決定。特産の人参は本多の尾崎秀寿さん、大根は大和田の山本重幸さんが埼玉知事賞を受賞しました。 収穫祭

 ある市民は「新座市に越して9年になりますが、毎年立派な野菜を買うのが楽しみで寒くても来ています」と語っていました。党市議も参加して安くて美味しい地元野菜の買物を楽しみました。

(小鹿市議記)
小泉内閣であなたの暮らしは?
まことに「イカン」な5年数カ月でした
 「市民なんでもアンケート」には現在約500通が返信されています。「小泉内閣の5年間であなたの暮しは」との問いには、変わらない31%、良くなった3%、悪くなった66%と圧倒的に「悪くなった」と回答。その理由は以下のようです。
●格差が広がった。大人社会のぎすぎす感が子ども社会にも伝わり世の中全てが劣悪になった。30代男勤め人
●何でもかんでも規制緩和した結果、今のとんでもない状況がおきている。女
●老人控除の廃止、税制面その他の高齢者いじめ。官から民間への行政改革は国民犠牲の上で成り立っている。70代女・無職
●生活が苦しくなり、医療費が大きくなりました。50代女性主婦
●豊かになった実感が感じられない。悪質な犯罪が減らない。
●一般市民は「改革」恩恵がない、税金が高くなった。70代男
●郵政では、田舎の人はかなり不便になったとなげいている。30代女性パート
●改革といいながら何を改革したのか?名前を変えただけで改革?改革推進を竹中さんとかオリックスの会長は自分の所が儲かるような改革をしただけで国民のためになっていない。勝ち組負け組を作った原因。小泉さんのおかげでうそをついても悪くない国になったと思う。40代男勤め人
●自営業ですので少なからず業績は上がらず今、一番大変ですが仕方ないと思っています。
●税金が増えて困りました。税収を増やした上に国の借金が増える。おそらく当事者意識が足りないと思い憤激している。
●弱い人間から引き落とし税が多くなってだまされたと思っている。60代男。
●誠に「イカン」な五年数ヶ月でした。
●小泉内閣は悪政治、自殺者や高齢者いじめ歴代政治家でもっとも悪い人物だ。外国に資金をやった。

引き続きアンケートにご協力ください。
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