日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2007.6.17  No.1219
日本共産党新座市委員会
びっくり すごい増税
住民税納付通知に市民の怒り殺到
 6月7日木曜日から市民税課の電話が休む間もなく鳴り出しました。市民税・県民税の納税通知書が市民に届いたからです。「どうして市民税がこんなに高いのか」「昨年の2倍以上だ」と市民の怒りはおさまりません。

 市の説明書でも「税源移譲の影響で住民税と所得税を合わせた税負担は変わりませんが、定率減税が廃止されたことで納税額に影響が生じます」と増税は定率減税の影響であることを記しています。
 
 「景気が上向いてきた」と自民・公明政権は定率減税を廃止する一方、大企業減税は存続しました。「年収二百万円程度の年金で食べるのがやっとの生活。しかも受け取る年金はドンドン少なくなっているのに」と自公への怒りの声は街にあふれています。

 日本共産党は「増税を中止せよ」と署名運動を展開しています。国民いじめの増税政治を選挙で変えましょう。
なんと市民税が2倍に

 びくびくしながら待っていた市民税の納付書が届きました。なんと昨年の2倍近くに上がりました。32400円が60100円に。介護保険料も40395円から55995円に。合わせて43300円の増税です。これから来る国民健康保険税も値上げ?
 来年4月から施行される後期高齢者の医療保険料も国保より高く(?)しかも年金天引きですからたまりません。20万円そこそこの年金から払う税金は1ケ月分をはるかに超えるのです。この怒りをどこにぶっつければいいの!!
(野火止・M子)
我慢できない国民いじめ

 6月8日に住民税の納税通知書が届いたので見てこれはなに。間違っているのではと驚きました。住民税は非課税だったのが昨年は3400円に、今年度は14800円と昨年の4倍を超す増税になっていました。
 今までも国民健康保険税や介護保険料の値上げは我慢してきたが、今回の増税は黙っていられないと市役所に出かけ、なぜこんなに増税なのか説明を求めに行きました。今の自民党、公明党の国民いじめの政治に怒りを覚えます。
(野寺・T)
6月議会はじまる
 8日から6月議会が始まりました。今回の補正予算は1473万円です。

 おもなものは新座駅前に設置される家庭保育室の開設準備に対する補助金三百万円(県と市で1/2ずつ負担)、部活動ボランティア指導員とさわやか相談員設置の県補助金786万円、第二中学校の生徒数が増えたことによる給食室の増築整備費360万円です。

 おもな条例は、上場株式などの配当や譲渡益に対する住民税減税の一年間延長、ベンチャー企業に対する株投資での譲渡益減税などの税制改正条例です。いずれも株式投資するゆとりのある金持ち減税です。

 陳情は新座市教職員組合から出された「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める陳情書」の一本です。

 共産党市議団は市民要望を元に全員が一般質問します。傍聴してください。
そのつど真剣勝負
日本共産党 参議院議員・紙とも子
参議院議員・紙とも子

 茨城、岩手、北海道、埼玉、福島、青森・・・演説会の合間に仙台の農家をたずねました。「40年間やってきて毎年毎年一年生みたいなものだ。一度として同じ条件だった時はないし、そのつど真剣勝負」というお母さんの言葉が印象に残りました。演説も同じだなと思いつつ、年金、自衛隊の国民監視など次々に動く情勢に合わせて心に届く訴えをと勝利にむけ全力で駆けています。

自衛隊が市民をひそかに監視 マスコミも一斉に批判
日本共産党が内部文書をスクープ
志位和夫日本共産党委員長
「陸上自衛隊が日常的に国民監視活動」内部文書を示して記者会見する志位和夫日本共産党委員長 07.6.6

 陸上自衛隊が国民監視活動をおこなっていた内部文書を日本共産党志位委員長が公表し、新聞テレビ報道などで大きな怒りと反響をよんでいます。

 陸上自衛隊情報保全隊が2003年12月から2004年3月の間に作成した2種類の文書を示して告発。

 自衛隊イラク派兵反対の運動など個人や団体の幅広い運動を実名で記載しデモや集会の写真も掲載しています。

 イラク派兵に限らず、医療費負担増、年金改悪、消費税増税に反対する運動なども詳細に記録しています。

「新座市いのちと暮しを守る実行委員会」も

 2004年2月25日に新座市三軒屋公園でおこなわれた「いのちと暮しを守る新座市民集会」(通称ちょうちんデモ)も記載されています。同日、志木市民会館でおこなわれた集会も人数まで正確に記載されており、自衛隊が市民を装って屋内の集会にまで参加し監視、スパイ活動をしていることを示しています。

 「戦前のような憲兵政治の復活を許さない」「違憲、違法な監視活動を中止せよ」の声を大きく上げましょう。

エレベーター、エスカレーター設置に道開く
ひばりケ丘駅北口線の整備 新座市と西東京市が「覚書」締結
 ひばりケ丘駅北ロヘのアクセス道路、ひばりケ丘駅北口線の整備に関する「覚書」が新座市と西東京市の間で締結されることが6月議会で報告されました。

 この道路の整備はひばりケ丘駅前広場や駅舎のエレベーターエスカレーター設置にもつながり(共産党との交渉で西武鉄道本社が回答)歩行者の安全確保のため早期整備が長年の懸案となっていました。幅員16m、延長310mでそのうち約90m分の片側が新座市域です。

 今回の「覚書」で、1西東京市が事業主体となり、総事業費約44億円。2そのうち、新座市域部分は新座市が負担する。(約1億3800万円)3今年12月事業認可に向けての費用は西東京市が負担することなどが確認されました。

 6月1日には西東京市長が新座市を訪問し、両市が早期完成に向けて協力していくことも確認されたということです。完成目標は平成25年度です。
ひばりケ丘駅北口線の整備
問われる市長の政治責任
さっぱり分からない尾崎市議住所問題の最終結論
 尾崎吉明市議の住所問題について8日の全員協議会で須田市長は「新座市の住所を認める」と最終結果を報告しました。

 尾崎氏は1995年志木市から転入し96年の市議選で初当選。現在三期日です。志木市の「家屋」と新座市の「茶販売店兼住宅」のどちらに「生活の本拠」があるのかが争われたものです。

 市長は昨年3月に、調査の結果新座市の住所は認められず「誤載」だったので職権による住民票消除を行う方向で志木市と協議していると発表。議員としての身分を失う問題として注目されていました。

 日本共産党市議団は当初から111年前の転入記録が誤載だというが調査はどのようにおこなったのか。「生活の本拠」をどのように判断したのか基準を示す必要がある。2尾崎氏は須田市長の市長選の事務局長を二度果たし、市長も市議選で尾崎氏を応援してきた深い関係にあった。市議立候補の時から新座市民でなかったとするなら、市長の政治責任をどう考えているのかと市長に問うてきましたが、市長は「答える必要がない」と常に回答を拒否してきました。

 今回の最終結果は、1尾崎市議の過去の新座市内の住所は誤載という判断は適正2志木市との協議が整わない以上(志木市は調査の結果尾崎氏は「志木市に住んでいない」と回答)新座市の住民票は修正できない。3新座市の再度の実態調査の結果、現在の新座市内の住所は認めるというものです。

 笠原議員は「玉虫色でよくわからない。誤載という結論がどのような調査で出たものなのか、市民や議会に明らかにすることが必要だ」と迫りましたが、市長はあくまでも調査内容を公表することを拒否する無責任な態度に終始しました。
埼玉県蕨市で初の共産党員市長
当選した頼高英雄氏
当選した頼高英雄氏 07.6.3

 蕨市長選でフレッシュみんなの会・元日本共産党市議の頼高英雄氏が、自民公明両党推薦候補をおさえ初当選。

 頼高氏は、百億円の蕨駅西口再開発を見直し、市長給与30%退職金50%減、中学校三年まで医療費無料化、保育所開所20時まで延長、国保税引下げなどを公約。幅広い市民の支持を得て当選しました。

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