日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2008.1.20  No.1249
日本共産党新座市委員会
それぞれの夢にむかって挑戦を
共産党市議団が、新成人1535人にエール贈る
共産党市議団が、新成人1535人にエール贈る
「それぞれの夢に向かって挑戦を」新成人にエール送る日本共産党市議団、小野だいすけ氏と桜井はる子衆院四区国政対策委員長
=2008年1月14日
 今年の新座市の新成人は1535人。成人式は14日11時から新座市民会館で953人が参加して和やかに行われました。

 成人式実行委員会(宮崎貴昭実行委員長・第四中)が考えた今年のテーマは「〜さいかい〜20からの出発」懐かしい旧友との再会と、新たな旅立ちへの出発点・再開の日にという二つの願いを込めたそうです。

 市長式辞など第一部の式典に続き、第二部はジュネシスのオープニングコンサート、ビデオレターと続き、恩師とのクイズ大会の場面では壇上に新成人も繰出し、盛り上がっていました。

 日本共産党市議団と小野だいすけ氏は若者の希望がかなう社会を作ろうとお祝いのエールを贈り、式典には小鹿副議長が参加しました。
シリーズ かけがえのない日本共産党の議席
その1.市民いじめの「行財政リストラ」阻止に全力あげる
 新座市は国の指導どおりに「官から民へ」「小さくて効率的な市役所」をめざし、市長を本部長とした「行財政改革推進本部」を結成。公共料金値上げや福祉サービスカットを毎年進めてきました。

 特に05年度は国民健康保険税(介護分)80%引き上げ、都市計画税の6年連続値上げ、下水道料金40%値上げ、公民館やガン検診有料化など、合計8億円の負担増を市民にかぶせました。

 幼児プールの廃止や小中学生の林間学校バス代補助金も半減するなど、子どもたちの予算も削減。敬老金や在宅重度障害者手当カットなど、社会的弱者へのサービスカットも無慈悲に提案されました。

 この市長のリストラ案に対して「財政が大変だから値上げは止むを得ない」(自民)「きびしい市財政の現状に理解を示すしかない」(民主)など市議たちは市長の言いなり。公明党は終始ダンマリを決め込み値上げ案に起立して賛成しました。

 日本共産党市議団は市のリストラ計画をいち早くキャッチして市民に知らせ『増税とサービスカット反対署名』に取り組み、一万七千筆を集めて市長に提出。集団資源回収奨励金など改悪の一部を撤回させました。

 行政の一番の仕事は「市民福祉の向上」です。国の増税に輪をかけて公共料金を上げ、ささやかな福祉や教育予算をけずる市政。市長の提案に何でも賛成の市議会でよいのでしょうか。

 日本共産党は、「市民の福祉、教育を第一に」と市民のいのちと暮らしを守る命綱としてこれからも大奮闘していきます。
勇壮に消防団が出初式
 1月13日、消防団員などによる出初式が盛大に行われました。機械点検、ポンプ車稼動、消火放水訓練などを披露。機敏な動きに日頃の訓練ぶりを発揮していました。マーチングバンドや幼稚園児の隊列も寒風吹く中を元気に参加。共産党市議も参加しました。
「後期高齢者医療制度」の実施をやめさせよう
市民アンケート結果(最終報告)
 問7では、4月から実施予定の「後期高齢者医療制度」についてたずねました。

 結果は、「反対」47・7%と反対が多数でしたが、「よくわからない」が40・3%もありました。

 この制度は75歳以上の国民全てをこれまで本人が入っていた健保から強制的に抜けさせて全く別建ての保険に加入させ、保険料は年金から天引きしようとするもの。年金額が保険料より少ない場合には直接納付を義務づけています。保険料の支払額が国保よりも増額になること、これまで子供の扶養家族だった人は新たに保険料を払わねばならないこと、70歳〜75歳は窓口払いが現行の1割から2割に増額になること、医療の質が切り下げられることなど多くの問題があり、多方面から「実施するな」の声が上がっています。

 政府は部分的に「凍結」をほのめかして国民の反対の声をそらそうとしていますが、ほんの短期間の実施延期でお茶をにごそうとするものです。
問7「後期高齢者医療制度」について
憲法9条改正反対が2/3
 問8では、九条改正に「大いに反対」とどちらかというと反対」あわせてほぼ2/3の人が反対と答えています。

 意見の一部を紹介します。

☆憲法9条の精神が守られず、アメリカの言いなりになって軍事予算も増え基地もなくならず、日本が危険な方向に向かっていることに不安を感じます。

☆憲法九条だけは他党と結束して、死守してほしいです。「テロとの戦い」というが「戦い」=「戦争」であるという認識が政治家を含め国民になさすぎる。戦後62年、日本国民が他国との戦いで一滴の血も流していないのは九条のおかげです。このことを誇りに思い、全世界に向けて発信するべきです。
問8「憲法9条改正」について
高利益の大企業から税金を
 問9では増税をおさえるための方策について質問しました。

 「大型公共事業を抑えるべき」、「大企業、高所得者に応分の負担を」という声が多数でした。
問9「増税をおさえるための方策」について
消費税増税賛成は1/4
 問10では「消費税増税」についての考えをたずねました。

 複数回答された方があったため、合計が100%を超えているので、厳密なパーセントをいうことはできませんが、多数の人たちが消費税の増税に反対していることがわかります。消費税の増税に賛成の人は1/4程度でした。

 ユニークなご意見を紹介します。

☆消費税を増税するのは良いけど、他の税金を値下げするか、なくすくらいの勢いで増税するならしてほしい。他の国を見ても消費税はものすごく高いけど、他の税金がなかったり、医療費がタダだったりと国民のことを思っている。
 日本は、政治家たちが作った借金を国民に払わそうとしている最低の国だと思う。
問10「消費税増税」について
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