日本共産党新座市議会議員団
← 前号  |  インデックス  |  次号 →
にいざ民報

2008.2.3  No.1251
日本共産党新座市委員会
大型公共事業は中止・見直しを
日本共産党市議団が市長に申し入れ
 日本共産党新座市議団は1月25日「大型公共事業はスローダウンすべき」との意見書をあらためて市長に提出しました。

 新座駅北口土地区画整理事業(総事業費約百十二億円)を07年度は凍結しましたが「財政状況を考え、08年度も着手すべきでない」と強く申し入れました。

 また、野火止六丁目の農産物直売所をリニューアルする「ふるさと新座館」(建設費十一億円)は、国道254バイパスから100メートルほど入った場所に「ミニ道の駅」のような観光都市にいざの拠点施設を新設するというものですが、税金のムダ遺いとなる可能性が高いものです。

 都市計画道路保谷・朝霞線の市施行分(県道から産業道路まで)は全く必要のない道路です。これに約27億円もかけるなど、税金のムダ遣いです。

 関越高速道路の新座料金所付近のスマートインターチェンジの新設(地元市負担7億6800万円)は、東京への通過車輛を馬場、栄、野寺などへ増加させるもので、デメリットの方が多くなる可能性があります。

 一方で、重度障害者の手当や一人暮らし高齢者の緊急ベルなど福祉サービスをカットしながら、何十億円もの大型事業は聖域にして見直さない市政をきびしく批判しました。
子ども医療費無料化ぜひ実現を
市民から熱いエール
日本共産党市議団によせられた市民の声をご紹介します!
 12月のにいざ民報をみてメールさせて頂きます。私は野寺に住んでいる3歳と6歳の男の子を持つ30代の主婦です。上の子が4月から小学校に上がり医療費がかかってきますがアトピーがあり家計が大変心配です。都内は中学まで医療費が無料なのに同じに子どもを産み頑張って子育てしているのに大変不公平で悲しくなります。友人は子どもに喘息がありますが、夜間診療は値段が少し上がるから朝の診療を待ってしまうと話してました。子どもはその間も苦しい思いをしています。
 市長への手紙で二度三度医療費の無料を引上げて欲しいとお願いしましたが、財政難を理由にダメでした。せめて3年生まで、いや2年生でも良いのでなんとか無料化にむけて共産党の方々に頑張って頑張って頂きたく失礼を承知でメールしました。私の方でもまた市長へ手紙を出してみます。署名も集めます。市民も声をあげるべきだと考えております。
シリーズ かけがえのない日本共産党の議席
その3.学校施設の改修をすすめる
校長先生から老朽ケ所を聴き取る市議団 臭うトイレの改修を多くの学校が要望
校長先生から老朽ケ所を聴き取る市議団 臭うトイレの改修を多くの学校が要望
ほぼ全小中学校を訪問・調査

 2003年7月、2006年10月と2回、日本共産党市議団はほぼ全小中学校を訪問して現場の先生方から施設改善の要望を聴取。危険箇所や老朽ケ所は写真に撮って議会で改善を求めました。

改修要望は191項目にも

 05年度は新堀小の音楽室天井のアスベストを発見。追加工事で除去させました。

 06年度は、学校改修を5人の市議が9回にわたって一般質問し、安全できれいな学習環境を求めました。「雨漏り、トイレの改修、外壁のひび割れ、校庭の水はけ改善など、全23小中学校から191項目もの改修要望が出されているのにほとんど改善されていない。計画的に維持改修すれば予算も少なくて済む」と主張。その結果、07年度は小中学校の予算が前年度比約3割増の9億7700万円に増額されました。

陣屋小学校の大規模改修
普通教室に扇風機設置などを実現


 一年遅れにされた陣屋小学校の大規模改修は現場から「がっかりした」との声を代弁し、07年度陣屋小の大規模改修2億6800万円が予算化されました。そのほか、全小中学校普通教室に扇風機設置3810万円、体育館の雨漏りや栗原小、ハ石小の音楽室など特別教室にエアコン設置なども実現しました。
← 前号  |  インデックス  |  次号 →