日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2009.1.18  No.1298
日本共産党新座市委員会
自分らしく夢の実現へ 新成人は1597人
 1月12日、穏やかな冬晴れの元、新座市民会館で成人式がおこなわれました。今年の新成人は1597人で男性791人、女性806人です。

 日本共産党は桜井はる子衆院予定候補が「自分らしく生きられる社会をめざしてともに行動していきましょう。今年は総選挙の年、大事な一票を行使しましょう」とお祝いと連帯の挨拶をおこないました。

 共産党市議団は「あなたが総理になったら?」というシールアンケートを呼びかけると、「税金を下げる」「消費税やめる」「学費や医療費下げる」などにドンドンシールが貼られました。

 「消費税はヨーロッパの方が高いのでは」という人もいましたが、「ヨーロッパは食料品や生活必需品は課税していない国もある。トヨタなど輸出大企業は消費税が戻ってくるんだよ」と話すと「そうなんですか」とうなずきながら聞いてくれました,

 会館では成人式実行委員会によるコンサートや中学校恩師のビデオレター、抽選会等が賑やかに行われました。

(記・小野大輔市議)
ハローワーク所沢で調査
「ホンダ埼玉」が605人を雇い止め
桜井はる子予定候補

 1月8日、私は塩川鉄也衆院議員、柳下県議らとともに所沢ハローワークを訪れ雇用実態を調査しました。

 「ホンダ埼玉(狭山市)の雇い止めの実態」を問うとハローワークの担当者は「昨年中に期間社員270人を雇い止めし、今月も335人の解雇が予定されている。2月以降も雇い止めが出るかも知れない」計605人が雇い止めになることが分かりました。

 ホンダの減産の影響については、「部品メーカーなど関連企業の下請けだけでなく配送会社にも広がっている」とのこと。

 「製造業での労働者派遣はやめたほうがいい」と厚労相も発言。派遣法の抜本改正とともに、年度末にむけてさらに予想される派遣切りを防止する緊急立法創設に全力を尽くします。

衆院埼玉4区予定候補 桜井はる子

不況対策を強力に 地元業者に仕事確保を
小鹿伸衛議員
小鹿伸衛議員

 小鹿議員は12月議会で不況の中、地域経済を活性化するため市内業者の仕事確保について以下の四つを提案しました。

1市が発注する事業を市内業者優先に。回答「一般競争入札を40件発注したが33件が市内業者が落札している。」

2小規模工事登録制度は一部業者で50%以上受注することは異常で三年間是正を求めてきた。一部業者に偏らないよう目に見える是正をすべき。
回答「改善の努力をするが、すぐ対応できる業者に頼むこともある。」

3住宅リフォーム補助制度の創設を。(工事費の5%・10万円限度の補助を受け市内業者にリフォームを頼む制度)朝霞市では700万円の予算で2億円を超える契約高となり約30倍の経済波及効果がある。
回答「4月実施にむけ予算を含め要綱などを検討している」

4商店会活動の支援のため、街路灯の電気料の全額補助を実施すべき。
回答「平成18年度から3分の2に補助を引き下げた。今後4分の3を補助する」
とそれぞれ市長は答弁しました。

 年が明け「仕事が切れて見通しが持てない」等市内業者の状態はますます深刻です。市が市民の営業と暮らしを守るよう全力を尽くすことを求めていきます。

働く若者が使用できるフットサルコート設置を
小野大輔議員
小野大輔議員

 小野大輔議員は12月議会で「働く若者がフットサルが楽しめるよう市内の施設改善を」と質問しました。

 小野議員は、「新座市総合体育館内でフットサルができるようネットの設置をしてはどうか。もしくは本多テニスコートをオムニコート化すればナイター設備付きのテニス、フットサル兼用のコートがでさゐのでは」と提案しました。

 市長は「総合体育館はフットサル利用には向かないが、ネットを張るなどしてできるよう予算を試算する。本多テニスコートは改修時期にありオムニコート化について検討する」と答弁しました。

 新座市には働く若者が使えるようなフットサルコートがありません。仕事が終わり青年が誰でも集まって楽しめるコートを作りたいと思います。

ちょっといい話『階段に目印』
 新座駅に行く商業ビル側の階段のことです。「階段を下る時、上から見ると段差が見えなくて怖い。十文字の学生さんたちも話している」そんな声が市民から寄せられました。小鹿市議はさっそく道路課に「駅の階段に貼ってあるような目印を」と要望。新年には写真のように一段ずつ黄色の目印が貼られ安全になり、年配者からは「本当に良かった」とお礼が寄せられました。
「年越し派遣村」にボランティアに行って
 1月4日、東京・日比谷公園で開設された「年越し派遣村」ヘボランティアとして参加しました。

 私が担当したのは、カンパ受付でしたが、たちまち青年、年配者、子どもなど様々な人たちの長い列ができました。

 埼玉・狭山市から道に迷いながらやっとたどり着いた年配の女性は「こんなことしか出来ませんが」と十万円入りの封筒をそっと差し出されました。

 私は派遣労働者切り捨ての非情さをわが事のようにとらえ力いっぱい支援してくれる熱い心に涙が出るほど感動しました。派遣切りを許さない怒りが改めて湧き上がってきました。よい体験をさせていただきました。

(T Y・栗原)

「年越し派遣村」ヘの支援カンパは12日現在五千万円を超したそうです。
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