日本共産党新座市議会議員団
← 前号  |  インデックス  |  次号 →
にいざ民報

2009.3.8  No.1305
日本共産党新座市委員会
「人間らしく働き、人間らしく暮らせる社会へ」
いのちと暮らしを守る新座市民集会
集会で挨拶する桜井はる子衆議院埼玉四区予定候補と新座市議団
集会で挨拶する桜井はる子衆議院埼玉四区予定候補と新座市議団
 2月25日、志木駅近くの三軒屋公園において、「いのちと暮らしを守る新座市民集会」が行われ、埼玉土建組合、新日本婦人の会、年金者組合、市職員組合、教職員組合など10の市民団体や労働組合、日本共産党から約320名が参加しました。

 集会ではそれぞれの団体の代表が、「人間らしく働き、暮らせる社会へ」と、今の政治への切実な要求を発言。日本共産党の桜井はる子衆議院埼玉四区予定候補も「中小企業や建設業、雇い止めされた人たちの状況は深刻です。国会での論戦や運動を通じて、いろんな立場の人が日本共産党を無視できない状況になっているということを、この間の活動から私も感じています。力を合わせて命と暮らしを守る政治に変えましょう。」と挨拶しました。

 集会終了後、参加者それぞれが工夫してつくった提燈をさげて「後期高齢者医療制度は廃止せよ」「大企業は内部留保をはき出せ」「最低保障年金制度を確立せよ」などのシュプレヒコールを挙げて、デモ行進をしました。
文科省 就学援助の実態調査を開始
塩川鉄也衆議院議員
塩川鉄也衆議院議員

 失業と貧困が深刻です。子どもたちの学業保障のための就学援助。97年の78万人から07年の142万人へと10年間で2倍に増加しています。

 自治体の財政悪化を口実に、準要保護の所得基準を引き下げる自治体が相次いでいます。埼玉県内でも、所沢市、鳩ヶ谷市、さいたま市、富士見市、狭山市、川口市などで基準が引き下げられ、この6市だけで約九百人の子どもが対象外になりました。

 私は、2月12日の本会議で、就学援助の問題を取り上げました。事前に文科省に対し実態調査をしたのか問い合わせたところ、3年間のものしかないとのこと。本会議で実態調査を要求したところ、文科省は全国の教育委員会に調査を開始したことを明らかにしました。

 入間市ではかつての切り下げを日本共産党議員団の追及で元に戻させた。改悪の流れを変える第一歩にしていきたい。

(塩川鉄也)

市内循環バスの運行案が示されました
 市民に待望されている市内循環バス(市役所を起点に北循環17キロメートル・南循環23キロメートル)が、9月から導入の予定で、予算化され、2月25日の議会で説明がありました。

1バス停の数は北循環26か所、南循環33か所。

2「新堀・西堀シャトルバスを復活させる会」(太田正行代表)の署名運動や日本共産党議員団の意見書などによって、南循環のコースを清瀬駅近くを通るように変更する。

3その結果、北循環と南循環それぞれ8便ずつの計16便だったところ、それぞれ7便ずつ計14便になる。ということが説明されました。

 この説明に対し、「清瀬駅付近のバス停の数が少ないのではないか。」「県営野火止南団地近くを通るようにできないか。」「ベルセゾン前ではなく志木駅までの乗り入れはできないのか。」などの質疑が行われ、市当局は「検討する」と答えました。
市内業者へ68件の緊急支援工事を実施
 日本共産党議員団に市民の方から「昨年十月からピタリと収入が絶えてしまった。」「下請けだけれど発注が5割減ってしまった。今後の見通しがつかない。」などの声が寄せられています。

 これを受け、議員団は1月21日、「深刻な不況と雇用不安に対して、市内業者に市道や、学校、保育所などの整備・改修の仕事を前倒し発注せよ。」等の緊急要望書を市に提出し、検討を求めてきました。

 このことはすでに「にいざ民報」でお知らせしましたが、市長から3月議会開会日に「緊急経済対策の取り組み状況」が報告されました。内容は、

1二十年度予算の不要額を活用しての修繕工事や道路の維持補修工事等が35件。来年度予定していた公園や学校、公民館などの諸工事等33件を前倒しして二月・三月中に行う。(主な工事は下表の通り)

2工事請負業者への前払い金は、対象工事を130万円以上に拡大し、支払う割合を30%から40%拡大する。

3雇用対策について、カーブミラーの清掃・点検などの仕事を創出して、臨時職員19名の採用を行う。若年者就業セミナーを4月22日(水)に開催する、

というものです。
緊急経済対策の諸工事(主なもの)
「なんでも相談会」(予約不要・相談無料)

 3月8日(日)10:00〜12:00・13:00〜15:00
 野火止公民館


 弁護士・税理士・市議会議員・労働組合・市民団体などが、
 市民のみなさんの悩みごと困りごとの相談をお受けします。


【主催】新座なんでも相談ネットワーク
← 前号  |  インデックス  |  次号 →