日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2009.6.7  No.1318
日本共産党新座市委員会
「父子手当」創設など 緊急経済対策を予算化
 6月定例市議会が4日から開かれました。条例4本、補正予算総額は約3億5千万円です。

 おもな条例は富裕層に有利な国民健康保険税税制「改正」条例。児童センターに指定管理者制度を導入するための条例等が提案されています。

 補正予算は、市民の暮らしや営業を支援するための市の緊急経済対策として、「父子手当創設」「中小企業融資の限度額引き上げ」等6事業。県の緊急雇用創出事業として内定した「放置自転車誘導事業」など4事業が予算化されています。

 おもな補正予算は下表のとおりです。

 共産党市議六名は市民要望に基づき全員が一般質問をします。どうぞ傍聴においで下さい。(質問項目はこちらをご覧下さい)
★議会は本会議、委員会いずれもどなたでも傍聴できます。
 9時30分開会。土日は休会日です。
6月定例市議会日程表
東野小、第六中の大規模改修を契約
 6月議会に学校改修の契約案件が二つ上程されました。
 東野小学校校舎大規模改修工事はダイレクト型制限付き一般競争入札の結果、予定価格を1億円以上も下回り増木工業株式会社が落札。契約金額は3億0699万円です。
 第六中学校特別教室(B棟)大規模改修工事は五十鈴建設株式会社が落札。契約金額は1億8820万円となっています。
主な補正予算案
多様な意見(小政党)があってこそ民意の反映
自民、民主の「比例代表削減」を叱る
訴える桜井はる子さん
訴える桜井はる子さん

 衆議院の比例代表を狙い撃ちにした議員定数削減の動きが自民、民主両党から相次いでいます。鳩山民主代表は80減、自民党は比例全廃論まで。

 一選挙区で一人しか当選できない小選挙区制は圧倒的に大政党に有利で、有権者の死票も大量に出る非民主的な選挙制度です。

 「国会議員が率先して身を削る」というのならまず政党助成金(税金での活動費)約三百二十億円を返上してはどうか。議員百人(70億円)を削っても助成金の4分の1にしかなりません。

 比例代表で削られるのはムダではなく多様な民意なのです。

(桜井はる子)

新堀集会所の改修を
署名516筆を添えて要望書を提出
署名516筆を添えて要望書を提出

 西堀・新堀をよくする会(代表太田正行)は「新堀集会所の改修・改善を求める要望書」を516筆の署名を添えて6月2日市に提出しました。

 太田代表らは「新堀集会所は町内会、老人会、社協など多くの市民が利用しているが空調設備が不十分で冬場はストーブを持ち込んでいる」等と語り、「1トイレを男女別にし暖房便座に。2台所を広げ設備の充実。3空調の改善」を要望しました。

 応対した山本副市長は「たくさんの署名をいただき、地域の皆さんの強い要望をしっかり受け止めた。国の補正予算を活用する等して早急に実現できるよう頑張りたい。今日中に現地も調査して検討したい」と答えました。

 同席した笠原市議は、15日の一般質問でも取り上げます。

府中・清瀬線で立体交差が完成
府中・清瀬線で立体交差が完成

 清瀬市と新座市と通る府中清瀬線のうち、西武池袋線との立体交差(清瀬立体)が完成しました。この完成により清瀬駅付近の踏切を通らずに都内へ行き来することができ、安全性と渋滞解消が期待されます。
 5月30日開通記念式典に小鹿、笠原市議が参加しました。

6月議会で質問します!
日本共産党市議会議員の一般質問項目と質問日
工藤薫議員 6月12日(金) 4番目
工藤薫議員
1. 保育園の待機児童対策について。1次世代育成計画の後期計画のなかでの取り組み。2認可保育園の絶対数が不足している。3増設による定数増、公共施設の利用、市有地の無償貸与などあらゆる努力を。
2. 国民健康保険税の負担軽減を。1低所得者一部負担減免制度の市民への周知を。2ジェネリック医薬品の推奨と利用の促進を。
小野大輔議員 6月12日(金) 5番目
小野大輔議員
1. オバマ演説と関連し、市長は埼玉県市長会会長として核兵器廃絶にむけての行動を。
2. 小中学校の維持補修工事やトイレ特別清掃の推進を。新座小家庭科室、転落防止柵等。
3. フットサルコートの設置について進捗状況を。
4. 新座団地商店街への駐車場補助の増額を。
5. 柳瀬川沿いの遊歩道に健康器具の設置を。
6. 地震ハザードマップで液状化、危険地域とされた地域の防災対策の強化を。
笠原進議員 6月15日(月) 1番目
笠原進議員
1. 集会所の改修・改善について。1新堀集会所、石神三丁目集会所などの改修改善を。
2. 石神三丁目の側溝のふたかけで一部未整備地域を早期に工事を。
3. 新座駅北口土地区画整理事業について。1情報を広く住民に公開し意見を聞くべき。2平成25年度までのスケージュール。3土地評価基準や仮換地指定等は住民への情報公開が大切。4減歩率はどう計算したか。増進率は。5過小宅地の処理について。
4. 子どもの貧困と医療問題について。1通院できず学校の保健室利用の状況は。2医療費無料化は中学校卒業まで拡大すべき。
朝賀英義議員 6月15日(月) 2番目
朝賀英義議員
1. 指定管理者制度は制度上問題がある。当面自転車駐車場への導入はやめるべき。
2. 市内循環バスの導入にむけた進捗状況は。1バス停の増設。29月開始予定の見通しは。
3. 市内業者の聞き取りをおこない、商工会とも連携して産業振興を図るべき。
4. 入学準備金制度の返済方法の改善を。
5. 大和田小学校の教室不足に対応する学区変更を総合的に検討せよ。
6. 市道57-18号線の改修。市道57-17号線の終点から先の路面改修を。
石島陽子議員 6月15日(月) 3番目
石島陽子議員
1. 要介護認定制度が従来より要介護度が低くなるように改悪された。新座市での実態は。
2. 地域包括支援センターの機能強化を。予防プラン作成委託料、人件費補助等の増額を。
3. 保育園の第二子以降への保育料軽減を家庭保育室にも広げよ。
4. 中央公民館の一階管理室を市民が利用できるよう整備を。
5. 県道練馬・所沢線の歩道整備を。
6. 都市計画道路保谷・朝霞線の今後の見通し。新座方式の検討や市施工部分の見直しを。
小鹿伸衛議員 6月15日(月) 4番目
小鹿伸衛議員
1. 後期高齢者医療制度について。1保険料が際限なく上がる制度の骨格は見直しされない。廃止すべき。2次期保険料の見通しについて。3市町村から広域連合への財政支援を。4資格証明書は発行すべきでない。
2. 就学援助制度の周知を。要保護、準要保護世帯の林間学校や修学旅行費用は後払いでなく貸出制度などの検討を。
3. 住宅リフォーム助成制度が7月1日から始まるが市民への周知と事業者講習の準備は。
4. 市道の維持補修工事について、もっと計画的に進めるべき。
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