塩川衆院議員・小池比例予定候補をはじめ関係自治体の議員団のみなさんと、2つのダムの調査に向かいました。
日光・鬼怒川の上流には、なんと10を超えるダムがあります!それに加えてさらに湯西川ダムの建設。しかも湯西川ダムが下流側の五十里(いがり)ダムと隣接しているのには驚きました。
さらにびっくりしたのは、五十里ダムと山を隔てた隣の川治ダムが、865メートルの導水トンネルで結ばれていることです。容量が小さい五十里ダムの水を下流に流さず、川治ダムに引いて貯めておくのだといいます。総工費195億円。しかし去年、稼動したのは10日だけ。今年は雨が少なく、まだ2日間だそうです。電気代だけでも月200万円の維持費!
そもそも、過大な水需要を前提に建設が進められてきたダムの数々。それに加えて、この導水トンネルです。数百億、1千億、2千億という国民の税金が、いとも簡単に注ぎ込まれています!!
「ダム建設ありき」を見直すべきです。流域で暮らす住民のみなさんの声を反映した河川行政に転換し、集中豪雨には堤防の強化や遊水池の整備・森林保全など、多面的な対応を検討すべきではないでしょうか。
(あやべ澄子衆院北関東ブロック予定候補)
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