日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2009.11.15  No.1340
日本共産党新座市委員会
待機児童が355人にも
深刻な保育園不足
 景気悪化から就労する女性が増え、新座市の保育園待機児童数が11月1日現在で355人に及ぶことが分かりました。内訳はゼロ歳児が128人と一番多く、一歳児94人、二歳児83人と続きます。(公立保育園106人、法人保育園249人の待機)

 日本共産党は保育園の新増設を求める署名に取り組み、議会でも再三にわたって公的責任で保育園を増やすように取り上げています。

 市は「馬場三丁目に新設(定員60名)、本多に増設(定員60名を120名に)、道場(定員60名)と合計180名定員数が増える。国庫補助金として子ども安心基金を申請し枠内に入る予定であること」を明らかにしています。しかし、保育園の新増設は2011年4月オープンです。

 日本共産党は「待機児童が増え続けているのに来年度は一園も増えないのでは市民の声にこたえられない。保育の質を落とさず公共施設の活用などで緊急措置を取るべき」と要求しました。
公立保育園・待機児童数
法人保育園・待機児童数
たたかいで未来をひらこう
新しい未来へ!パレードする埼玉からの参加者
新しい未来へ!
パレードする埼玉からの参加者

 雇用を守れ、非正規切りをくりかえすな!沖縄の普天間基地の撤去を!すみきった青空に唱和が響きます。
 後退発言、ブレる新政権に対して国民の切実な願いは、たたかってこそ実現します。失業、貧困のない社会をめざしましょう。
(11.8集会・塩川鉄也衆院議員)

不況打開!なくせ貧困 全国から3万5千人が結集
11・8全国大集会
 新しい未来へ!「不況打開、なくせ貧困、守ろう!いのちと暮らし」11・8全国大集会が代々木公園でおこなわれ、全国から3万5千人が集いました。

 反貧困ネットワーク代表の宇都宮健児弁護士日本共産党の志位和夫委員長らが力強く連帯の挨拶。

 新座市からも埼玉土建、年金者組合、医療生協、共産党市議等多数が参加し新宿公園まで元気いっぱいパレードしました。
市内循環バス一ヵ月で6229人が乗車
 循環バス”にいバス”が10月1日からスタートしました。10月1日から31日までの乗車数は6229人で一日平均約230人。北循環は2907人、南循環は3322人。また、70歳以上の無料乗車証で乗った方が4099人、それ以外の方が2130人です。

 広報に時刻表を掲載した後、市民からバス増便やバス停の増設などのご要望や苦情が多く寄せられています。市は来年の公共交通市民会議で改善を図っていくとしています。
新型インフルエンザ予防接種
市内27医療機関で実施
 新型インフルエンザが流行し、全国的にも警戒レベル(一報告医療機関あたり患者が30人を超える)となりました。埼玉県でも大幅に増加しています。

 埼玉県は11月6日ワクチン接種を行う医療機関を公表。新座市内では27の医療機関で接種が受けられます。(下表)

妊婦や子どもへの接種は16日から

 厚労省は新型インフルエンザの重篤患者の発生率が14歳以下の世代で高いことから、幼児や小学校3年生以下の児童らへの接種を前倒しするよう都道府県に求めました。

 妊婦や基礎疾患のある重篤な方が優先されるのに加え、16日から接種が始まるのは1歳から小学校3年生と、症状の軽い基礎疾患(慢性腎疾患や糖尿病など)がある小学校4年生から中学校3年生。(高校生や65歳以上の方はその後順次始まる予定)希望する方は医療機関での予約が必要です。

 基礎疾患のある方は「優先接種対象者証明書(かかりつけ医で発行)」、妊婦は「母子手帳」が必要です。新座市は「ワクチン接種についてのお知らせ」を来週中には全戸配布する予定です。

 接種費用は全国一律で、1回目3600円、2回目2250円です。(1回目と異なる医療機関で接種する場合は、2回目も3600円となります。

優先接種者のうち生活保護、非課税世帯の方は無料

 なお、新座市では、優先接種対象者のうち「生活保護受給世帯」と「市・県民税非課税世帯」の方に対して接種費用の全額免除をします。
ワクチン接種を行う医療機関
家庭的な雰囲気の学童保育にしてほしい
子どもたちでビッシリ 大規模化が問題の学童保育
子どもたちでビッシリ 大規模化が問題の学童保育

 11月5日、大規模化が深刻な新開放課後児童保育室を小野市議と視察しました。この日は学校開放日で保護者と一緒に家に帰る子も多く、いつもより30人ほど少ない59人の子どもたちが出席。おやつを食べるため、3つしかない手洗い場の蛇口に並んで手洗いとうがいをするのにも時間がかかります。

 「あっ電話だ」と事務室にかけ込む指導員。事務室のドアは開いているのに、すぐそばにいた私たちには聞こえませんでした。電話が鳴ってもぜんぜん聞こえないので壁につけた電気が光るようにしてもらったということです。「雨の日の集団ゲームもできることが決まってしまう。手をたたいたり、はしゃぐことも「待って」ということになってしまう。」と指導員。

 お迎えに来たお母さんも「『家庭的な雰囲気で安心です』という市の案内文とは違う雰囲気なのでびっくりした。心豊かに過せるようにして欲しい。」と話していました。

(記 石島市議)

雇用・生活なんでも相談会
11月20日(金)午後5時半〜7時半
  志木駅頭にて

 年末に向けて経済、雇用情勢は悪化しています。11月20日志木駅頭で労組相談員、介護福祉士、市議などが雇用、医療、年金、税金のご相談にのります。
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