日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2010.4.18  No.1361
日本共産党新座市委員会
国民健康保険税(国保税)を一世帯平均6351円引き下げ
市民と共産党の運動が実りました
市民からの引き下げ署名を市長に手渡す共産党市議団
市民からの引き下げ署名を市長に手渡す6人の共産党市議団 2010.1.5
 景気低迷のなか、「国民健康保険税が高くて払いきれない」と市民から悲鳴が上がっています。

 日本共産党は昨年9月議会で「一世帯一万円を引き下げる」条例修正案を提案。議会で保守(自民)、公明党、民主党に否決されましたが、市民とともに署名運動をおこない、市長に提出して引き下げを迫ってきました。

 市議団は「二年前の国保税値上げで国保会計は8億8千万円も黒字になった。市民に還元せよ」と一貫して追及。

 市長は繰越金があり「市民生活が大変な時だ」として一世帯平均6351円の引き下げ条例案を3月議会に提案。全会一致で可決されました。

 国保税引き下げは新座市政40年のなかで初めてのことです。
子ども医療費も小6まで無料に
 日本共産党は「医療費無料化は子育て世代の強い願い」と議会で繰り返し提案。署名活動にも市民の皆さんと取り組んできました。

 昨年7月から通院費は小3まで拡大。今年10月から小学校6年生まで無料になります。

 「来年は中学3年まで無料に」と署名に取り組んでいます。どうぞご協力ください。

〈市民の喜びの声〉
年金生活なので減税はうれしい
◆「署名をいくらやっても実現することはないと思っていました。あきらめずにすることが大事ですね」
(60代女性)
◆「年金生活なので少しでも保険料が下がるのは本当に良かった」
(70歳男性)
5年生の息子も気軽に医者にかかれます
◆「幼稚園の娘はすぐに医者に連れて行きますが、小学5年の息子には『ルル飲んどいて』と様子を見てしまいがちでした。無料になって助かります。
(40代女性)
今度は中3まで無料に
◆子ども医療費は40年来の運動が実現し感無量です。
 東京都やさいたま市では中3まで医療費は無料。住んでいる自治体によって無料化年齢が違うのは、国が子ども医療費に一円の金も出していないからです。「子育て支援」と言いながらおかしなことです。
 「空港や高速道路などより医療や福祉に税金を」政府にしっかり主張できる党を大きくしましょう。
(新日本婦人の会新座支部長 山本のりこ)
熱い心で 働く人の願い国政ヘ
大門みきし

 2期9年半、貧困と格差を広げた小泉「構造改革」と対決してきた大門みきし比例予定候補。
 3月の国会質疑で「日本郵政グループで契約更新をくりかえす非正規社員が12万人にのぼる」と追及。亀井大臣に「正社員にします」と約束させました。
 「正社員が当たり前」の社会に大きな一歩です。

参院比例予定候補 大門みきし参院議員
京都生まれ54歳。歯切れ良い論戦力で09年朝日新聞の国会論戦敢闘賞受賞。参議員議員2期目。財政金融委員会委員。座右の銘は”意気に感じる心”

国民との約束守る党を
伊藤岳

 「民主党には失望した。ても自民党はもうごめん」こうした国民感情が広がっています。この根底にあるのは『政治とカネ』の問題ではないでしょうか。
 政治家が企業から献金ワイロをもらってその見返りに便宜を図り、国民と交わした約束は忘れ去っていく「悪のサイクル」
 お金に綺麗な日本共産党をどうか大きくしてください。
 
参院埼玉選挙区予定候補 伊藤 岳
埼玉県川口生まれ50歳。党国会議員事務所長。「普通にくらしたい」と願う県民の声を胸に国政刷新に全力疾走中。介護度4の父を家族で在宅介護中。

ごめんです!地下鉄延伸のための”街づくり”
 3月議会で、個人・法人市民税が昨年度より約7億円減で、市民の所得の落ち込みがはっきり現れました。

 市長は相変わらず『観光都市にいざ』をスローガンに掲げ、今年度、ワイナリー整備やわさび園の調査費に四百万円計上。また、今後のまちづくりとして、「地下鉄12号線延伸にむけ、新座市中央部(池田・馬場)を新たに拠点整備したい」と施政方針で表明しました。

 日本共産党は、「現実味の薄い地下鉄延伸のために中央部の開発に何百億円もかけるより、市民のきびしい暮らし応援を」と主張しました。

 2010年度の一般会計予算について日本共産党は「国民健康保険税の引き下げなど市民負担軽減は大いに評価したい」とする一方、「1保育園待機児童が二百人を超えるのに今年度は定員が一名も増えない。2市道の傷みが激しいのに道路維持補修費が少ない。3『観光都市にいざ』は違和感があり市民は福祉充実を望んでいる。」などを指摘して反対しました。
わぁ 助かります 一人2621円引き下げ
埼玉県後期高齢者医療保険料
「保険料引き下げ」請願を提出する県社保協と共産党二名の紹介議員
「保険料引き下げ」請願を提出する県社保協と共産党二名の紹介議員

 鳩山政権は後期高齢者医療制度「廃止」の公約を破り4年後に先送り。しかも4月から保険料が全国平均2・1%上がります。

 「年寄りは長生きするなということか」同制度への怒りは収まらず年金者組合など各団体は、「制度の廃止と保険料引き下げ」の運動を続けてきました。

 こうした声が実り、埼玉県後期高齢者医療保険料は1人平均年額2621円下がります。

 2月の広域連合議会で共産党の二人の議員は「二年間の黒字89億円を充当して保険料を下げよ」と主張。引き下げが決定されました。

 47都道府県はすべて黒字ですが保険料を引き下げたのは8県のみ、埼玉県は全国一の引き下げ額です。

「普天間基地の国外移設を求める意見書」を否決
世論に背く自民、公明、民主
 3月議会で焦眉の課題である「普天間基地の国外移設」「後期高齢者医療制度の廃止を求める」国への意見書を、政和会(保守)、公明党、刷新の会(民主系)は反対多数で否決しました。賛成は共産党と語る会の7人だけ。これは世論に背く態度ではないでしょうか。
意見書にたいする各派の態度
3月議会で質問しました
市政に提案日本共産党議員の一般質問
朝賀ひでよし市議
総務常任委員長朝賀ひでよし市議
特別養護老人ホームの待機者対策を
Q.特別養護老人ホームの入所希望者が増えているが、施設確保にむけての対策は。
A.09年7月現在で「すぐ入所したい」希望者は131名いる。来春、101名定員の施設が開設予定です。
その他1技術職職員(技師)を計画的に確保せよ。2市内循環バスの日曜運行のために老人福祉センターバスは別建てに。3公務員宿舎への入居の時期と入居者の情報は。
石島よう子市議
建設常任委員石島よう子市議
きめ細やかな指導のため35人学級を
Q.児童生徒へのきめ細やかな指導と教師の多忙化改善のため、35人学級を実現し学校間格差を解消せよ。
A.今の時代、一学級40人では教室は狭いと思うが、学級規模は国や県レベルで統一すべきと考える。
その他1野寺親水公園の野寺二丁目測に入口を。2都市計画道路保谷朝霞線の最新データーによる県の整備方針について。3自立支援医療の医師の意見書取得に補助を。
小野だいすけ市議
厚生常任委員小野だいすけ市議
旧新座小は貴重な公共空地 住民説明会を
Q.旧新座小は「売却ありき」でなく、利用団体や地域の声を一番に、住民説明会を開くべきではないか。
A.旧新座小が貴重な公共空地であることは認識している。庁内検討委員会で検討後、住民の意見を聞いていく。
その他1市内公立保育園の老朽化は著しい。早急な対応を。2賃上げなど非常勤保育士の待遇改善を。3フットサルコートの設置を急げ。
こじか伸衛市議
文教経済常任委員こじか伸衛市議
農業用施設は農地に準じて減税を
Q.農業用施設用地(トラクターや農機具等を置く)の固定資産税は宅地でなく農地並みにせよ。法令改正で農地に準じて評価できるが、新座では全く適用していない。
A.国会答弁では農業用施設はどこにあろうと農業用施設だが、一筆宅地で難しい。
その他1商店街の街路灯の全額補助を。2公共工事は地元業者優先を。3リフォーム補助制度はもっとPRを。
工藤かおる市議
総務常任委員工藤かおる市議
生活困窮者の自立支援を
Q.貧困ビジネスにならないよう、無料低額宿泊施設の居住環境の改善や入所者の自立支援を。
A.「FIS新座」からアパートに数人が移動した。生活保護費は現金書留から口座振替に変えている。市として独自のガイドラインを検討する。
その他1畑中に開設予定のホームレス宿泊施設問題。2生活福祉課職員の増員を。3第四小周辺の環境改善を。
笠原すすむ市議
副議長・厚生常任委員笠原すすむ市議
臨時職員の病気休暇など待遇改善を
Q.市の臨時職員にも病気休暇の制度をつくるべきだ。更新ごとに一週間も空きをつくるのは本人も現場も困る。改善せよ。
A.病休について平成22年度中に実施する方向で検討する。日数についても早急に検討する。
その他1市民相談に社会保険労務士の社会保険・労働相談を加えよ。2公契約のもとで働く人の賃金は適正か。3市内企業の仕事確保は進んでいるか。
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