石島陽子議員 |
石島陽子市議は一般質問で学校給食のアルマイト食器に代えて、PEN食器を導入するよう提案しました。
新座市では、学校給食調理業務の民間委託に合せて、アルマイト食器から磁器食器に代えているため、現在、中学校6校、小学校9校が磁器食器、小学校8校(第四小、八石小、東北小、野寺小、池田小、新堀小、東野小、新座小)がアルマイト食器を使っています。
石島市議は「アルマイト食器は評判が悪く、『民間委託とは関係なく食器を代えてほしい』という声はもっとも。しかし、磁器食器に代えるには専用カゴと、殺菌を兼ねた温風保管庫を増やす必要があるので給食室の増築が必要になる。また、磁器食器は重いので配膳用のワゴンも必要になり、短期間で代えるためには多くの費用がかかり現実的ではない。そこで、坂戸市や日高市、富士見市などでも使われているPEN食器(ポリエチレンナフタレート製)を導入してはどうか。」と提案しました。
PEN食器は、全国でもポリプロピレン、陶磁器の次に学校給食で使用されている、ペットボトルやゼリーの容器として製品化されているものです。
石島市議はさらに「使用している市から『キズがつきにくいため1年使っても新しい感じがする』『軽くて、熱い食べ物をよそっても食器が熱くならないので、子どもたちが犬食いにならずに、手に持って姿勢良く食べられる点でも良かった』と聞いている。食器によって料理も映える。給食は子どもたちの楽しみのひとつ、ぜひ検計してほしい。」と提案しました。
教育長は「これまでもアルマイト食器を代えるため研究はしてきたが、有害物質の心配もあり実現しなかった。PEN食器は環境ホルモンなど有害物質は含まれていない食品衛生法に適したもので、これなら導入できると思っている。栄養士にも大変好評で、今どういう形の食器が何種類必要か検討している。今後財政当局と調整していく。」と答弁しました。
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