日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2010.11.21  No.1391
日本共産党新座市委員会
新座市が来年度 小中全23校にエアコンを設置
エアコン設置署名に取組む共産党後援会と市議団
エアコン設置署名に取組む共産党後援会と市議団 =2010.10.10 商工祭り

 今年の猛暑で教室は平均気温が35度以上になり、とても勉強できる環境ではなかったことから、日本共産党新座市委員会は「エアコン設置」署名を全戸配布し、商工祭りや駅頭などでも署名に取り組み、大きな反響がありました。

 市長は「保護者からたくさんの声があり、また各党会派からも要望があった。新座市は冬の暖房に旧式のダルマストーブを使っており代替え部品もない。そこで来年度、全23小中学校の普通教室483室にエアコンを設置したい。12月議会に予算計上したい。総事業費は約13億円。」と11日、全員協議会で急に報告しました。

 東京ガスの本管が入っている16校は、ガス利用のエアコンをリース方式で、残り7校は電気利用のエアコンを購入方式で設置。12月議会に予算化し、できれば春休みに工事して夏に間に合わせたいとのことです。

 共産党市議団は、「エアコン工事はできるだけ地元の電気工事店をつかい、指名競争入札で地元業者が受注できるように」と要望しました。

八ツ場ダム「中止棚上げ」は、民主党の弱点を露呈
中止の根拠と生活再建策示せ 塩川議員にインタビュー
 国交相の八ツ場ダム「中止棚上げ」発言は、ダム中止の明確な足場を持たない民主党政権の弱さを露呈した結果だと思います。

 国は利根川水系で二百年に一度の大洪水を想定した「基本高水」を八ツ場ダム建設の最大の根拠とし、共産党は過大水位で無駄なダム建設だと批判し続けてきました。この追及もあり、馬淵大臣は今度は「算出資料がない」等と迷走しています。

 共産党は一貫して、(1)ダムに振り回された住民に真摯な姿勢で謝罪し(2)ダム中止の理由を丁寧に説明し、(3)生活再建と地域振興は住民合意を作るよう働きかけていきます。

日本共産党 塩川てつや衆議院議員
「子ども医療費、中3まで無料に」など
共産党が「来年度予算要望書」を提出
市長に来年度予算要望書を手渡す共産党市議団
市長に来年度予算要望書を手渡す共産党市議団 =2010.11.12
 日本共産党市議団は12日、来年度予算要望書を提出しました。

 要望書は市内の各団体からの要望をまとめたものです。

 子ども医療費を中3まで無料に。小中学校にエアコン設置。小児救急体制の充実。妊婦健診無料化14回の継続。子宮頸がんやヒブワクチン、肺炎球菌予防接種の助成。少人数学級の実現。放課後保育室の大規模化解消。住宅リフォーム助成等、仕事おこし。公共料金の抑制など42項目です。

 市議団は「長引く不況で市民生活は収入が減っている。どれも切実な市民の要求であり、来年度の実現を」と市長に求めました。
「国保の広域化には反対」
埼玉後期高齢者医療広域連合長が表明
傍聴者と話し合う広域連合議会議員
「早く制度を無くしてほしい」傍聴者と話し合う広域連合議会議員の加川、工藤議員
=2010.11.15

 11月15日、埼玉県後期高齢者医療広域連合議会が開かれ、平成21年度決算等が審議されました。医療給付の特別会計は保険料剰余金が51億円もでたことがわかりました。保険料が高すぎたことは明らかです。

 また、須田健治連合長(新座市長・県市長会会長)は、政府が進める国民健康保険の都道府県単位の「広域化」について反対を表明しました。

 共産党の加川議員(さいたま市議)の質問に答えたもの。連合長は国保税を抑えるには市町村が繰り入れをせざるを得ない現状をあげ、「繰入ができない国保の広域化には反対だ」と述べました。

 工藤議員は「経済的理由で治療を中断した人が4割にのぼる」という保険医団体連合会の全国調査をもとに減免制度の周知を質問しました。「55万人の後期高齢者の中で、保険料や一部負担金減免制度が数件しか使われていない。世帯主の失業や六か月以上の長期入院で収入が減った場合などに適用される減免制度の周知を」「昨年度は制度周知の広報費を520万円も余らせている」と病院窓口にポスター掲示などを求めました。

 須田健治広域連合長は、「減免制度を小冊子やパンフに記載する」と答えました。

10年目の手作り文化祭 日本共産党栄・池田後援会
栄・池田手作り文化祭
“ちぎり絵”に挑戦する参加者 栄・池田手作り文化祭 =2010.11.14

 今年は節目の10回目。初回のころの手作り文化祭と比べても、その内容、作品出展の多さなど多彩で、絵、写真から手芸品まで見ていてあきがきません。

 さらに栄・池田地域の人だけでなく、他の地域の人たちの参加もあり、手作り文化祭の輪が広がっていることが伺えます。

 とにかく、上手・下手関係なく誰でも参加できるという事は素晴らしいことです。

 さらに嬉しい事は芸術品?づくりに参加できる事です。今年は、ちぎり絵を作ることになりました。指導者は共産党後援会の人です。和気あいあいと作品作りに取り組める雰囲気が素敵でした。その他、従来の生け花の講習のほかに、あらたに歌声喫茶も開かれ充実した一日となりました。

 11月13日(土)14日(日)の入場者120名、作品出展数170点と盛況でした。作品出展者の製作意図、苦労話なども参考になります。

 11回12回・・と栄・池田地域の“手作り文化祭”が広がりをもって発展することを期待したいものです。

(栄・小西)

県ブランド米「彩のかがやき」 猛暑被害 救済を
 8月の猛暑で、県産のブランド米「彩のかがやき」の米粒に白濁があり規格外になっている問題で、日本共産党県議団は加須市の農家を視察しました。

 「彩のかがやき」を16町歩作付した方は、「こんな被害は初めて。買い手がつかず倉庫からコメが動かない。来年も続けられるか心配」と苦しい胸の内を語ってくれました。

 表面に白濁が増えているが、味は全く変わりません。県議団は「彩のかがやき」の被害救済のため、農業救済の適用を求め、市民に「彩のかがやき」を食べて応援しようと呼びかけています。
収穫祭など8000人でにぎわう
形状や色合い、肌のきれいな大根、ニンジンなどが知事賞に輝きました。
形状や色合い、肌のきれいな大根、ニンジンなどが知事賞に輝きました。
 11月14日、収穫祭、国際交流ディー、すぐそこ新座発見ウオーキングの三つのイベントが行われ、8000人の市民でにぎわいました。

 収穫祭には、丹精込めた413点の野菜が陳列され、知事賞にニンジンは大和田の長谷部茂利達さん、大根は西分の田中龍夫さんをはじめ、28人が特別賞に輝き、優秀賞には33人が選ばれ、見事な大根ニンジン、里芋は破格値で即売されました。
 
 埼玉県農林振興センター部長の上野さんは「今年は6月まで気温が低く、7月に一変して猛暑日が40日も続き、ニンジンの種もまけず農家は大変苦労された中で、品評会には多くの優れたものが出品された」と審査総評をおこないました。

(写真と文・小鹿市議)
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