日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2011.6.5  No.1417
日本共産党新座市委員会
栄三丁目に保育園を新設
全小中学校(避難所)に防災倉庫 6月議会始まる
 新座市議会6月定例会は6月3日開会、23日終了の予定です。(日程参照)

 市長提出議案は条例4件、補正予算等2件、道路認定3件、固定資産評価委員の選任3件、工事請負契約締結1件の計13件となっています。

毛布、粉ミルク、発電機など防災備品を購入

 一般会計補正予算額は約3億460万円です。震災、原発事故で関心が高まっている防災対策では、避難所となる全小中学校23校に防災備蓄倉庫を設置します。826万円。さらに防災備品として、毛布3210枚、アルファー米2万4千食、粉ミルク1500人分、避難所用発動発電機30台などの備品購入費2926万円、防災マップ8000部増刷等が予算化されました。

 福島などからの避難者を国家公務員宿舎に受け入れたことに伴う布団や洗濯機など生活必需品購入のため、市民からの寄付金945万円と予備費が充当されます。

仮称)栄三丁目保育園新設(自衛隊官舎跡地に)

 保育園の待機児童が多いことから、自衛隊官舎跡地(栄三丁目)を国から50年の定期借地権で借地し、(仮称)栄三丁目保育園を建設することになり、今年度補助金9943万円が計上されました。

 また、(仮称)野火止保育園が定員増(72名に)と太陽光パネル設置等の変更で4040万円補助金増。市立第一保育園を東二丁目に来年建替えるための設計委託料987万円などが大きなものです。また、市営墓園の返還墓所28区画を公募します。(7月1日〜22まで)

 日本共産党は震災後の初めての議会で、災害に強いまちづくりのため積極的な提案をおこなう決意です。ぜひ傍聴にお出かけください。
日本共産党市議 6人の一般質問項目はこちら
6月議会日程
日本共産党が「原発からの撤退を求める署名」を開始
共産党志位和夫委員長
共産党志位和夫委員長

 福島原発の事故は、原発の危険性を国民の前に事実をもって明らかにしました。

 現在の原発の技術は本質的にまだ未完成です。使用済み核燃料(死の灰)を安全に処分する方法はなく、ひとたび大量の放射性物質が放出されれば、被害は深刻かつ広範囲で、将来にわたっても影響を及ぼします。

 そうした原発を、世界有数の地震・津波国であるわが国に、集中的に建設することは危険きわまりなく、日本に立地している原発で、大地震・津波にみまわれる可能性がないと断言できるものは一つもありません。

 歴代政府が、「安全神話」にしがみつき、繰り返しの警告を無視して安全対策を取らなかったことが事故の原因です。

【請願項目】
一、日本政府が原発からの撤退を決断し、原発をゼロにする期限を決めたプロクラムをつくることを求めます。

保育室はフローリング、床暖房
西堀保育園の建て替え業者きまる
 西堀保育園の建て替え工事は、ダイレクト型制限付き一般競争入札の結果、五十鈴建設(株)(朝霞市朝志ケ丘)が1億4440万円で落札しました。

 入札に参加した9社のうち、6社が最低制限価格で入札したため、くじで決定。園舎は木造平屋建てで6つの保育室全てが園庭に面する半円形型。保育室はフローリングで床暖房です。来年2月20日竣工の予定です。
建設労働者の仕事と生活守ろう
埼玉土建新座支部が定期大会
 29日埼玉土建一般労働組合新座支部の第41回定期大会が開催され、仲間の窮状打開と被災地支援などを論議。新役員を決定しました。
6月議会で質問します!
日本共産党市議会議員の一般質問項目と質問日
小野だいすけ議員 6月17日(金) 4番目
小野大輔議員
1. 柳瀬川と黒目川周辺はハザードマップでも液状化危険地域である。旧新座小跡地は防災拠点として整備を。
2. 防災無線が聞こえにくい地域の改善を。家具転倒防止など防災グッズ補助を。
3. 市長、職員、市民、3大学の学生等の有志を募り、被災地ボランティア支援を。祭り全般が自粛となっているが、チャリティーコンサートや被災地食品の即売会などの開催を。
4. フットサルコートの設置を。
5. 30代、40代の引きこもりはNPO団体等の力と知恵も借りて長期的な対策を。
こじか伸衛議員 6月20日(月) 1番目
小鹿伸衛議員
1. 経済波及効果の高い「個人住宅リフォーム助成制度」の改善を。 50万円以上の工事に一律20万円補助に。
2. 公契約条例制定にむけての検討状況は。また、最低制限価格の公表は必要ないのでは。
3. 水道の停電に対して、小規模発電機を購入し長時間給水を確保すべき。
4. 新開小の学校教育林周辺を「いこいの森」として整備を。
5. 利用度の高い私道は公道に準じて、市が整備すべき。
石島よう子議員 6月20日(月) 2番目
石島陽子議員
1. 市が要望した都市計画道路保谷・朝霞線の2車線整備について、埼玉県、関係機関との協議状況は。
2. ひばりヶ丘駅北口のエレベーター、エスカレーター設置にむけ、ひばりケ丘北口線整備の進捗状況は。
3. 幼稚園保育料の保護者負担軽減を。
4. 「子どもの貧困」問題。1教員、保育士等に実態アンケート調査を。2男女共同参画推進プラザ等で「子どもの貧困」講座を。3就学援助の認定基準を生保の1.5倍に。4子ども誕生時に、赤ちゃんキット、出産祝い金の支給を。
5. 住宅やマンションの耐震診断・補強工事の助成増額を。ブロック塀撤去に助成を。
朝賀ひでよし議員 6月20日(月) 3番目
朝賀英義議員
1. 成年後見制度の利用者増をみこみ、市民後見人の育成を。
2. 市民循環バス(にいバス)の利便性の向上に向けて。1きちんとコミュニティーバスとして位置づけよ。2起点は市役所にすべき。3一時間に一便の確保を。
3. 職員確保について。1職員削減計画は凍結を。2技術系職員を計画的に確保を。3防災も考慮に入れた職員体制構築を。
4. 新座市障がい福祉計画における「相談支援事業」の遅れと課題は。
工藤かおる議員 6月20日(月) 4番目
工藤薫議員
1. 一人暮らし高齢者など災害時要援護者名簿を作成し、安否確認を。
2. 新座市の避難者への支援を強めるため、要望の把握や住宅家賃助成を。
3. 太陽光発電補助はキロ2万円と地雨より少ない。自然エネルギー促進のため増額を。
4. 配食サービスを365日夕食、日曜も含めて実施を。まだ弁当代450円の引下げを。
5. 市民の生活実態にあった減免や納税猶予等もおこなえるよう納税課職員の増員を。
6. 信号機、手押し信号機を本当に必要な場所に設置を。またバス停に屋根の設置を。
笠原すすむ議員 6月21日(火) 1番目
笠原進議員
1. 高齢者福祉の充実を。1孤独死対策を。2地域包括支援センターの人員増を。3在宅介護支援係の充実を。4介護保険外の上乗せ、横だしサービスの充実を。
2. 保育園の待機児童対策の強化を。12012年4月開所の保育所の予定。22013年以降の対策は。
3. 堀ノ内少年運動場の改善を。
4. 公共施設の耐震化の計画推進を。
5. 新座市地域防災計画の抜本的な見直しを。
放射線量測定器を6台購入 小学校5校で測定
 新座市東日本大震災支援等対策本部は、放射線量測定器を6台購入し、市内小学校5校で週3回測定し、その数値をホームページで公表すること、災害ボランティアバスパックを実施し、市職員、商工会青年部・消防団を対象に6月に二回、宮城県東松島市で活動することなどを決定しました。
「転落防止柵の設置」などを要望
西堀・新堀をよくする会
 5月20日、西堀・新堀をよくする会(代表・細田政春)は、地域の安全対策を市に要望し、副市長が対応しました。

 住民の方たちは、「西屋敷通りのバス停『史跡公園』の横を野火止用水が流れていますが、柵がなく転落したら大事故につながりかねない」として、転落防止柵と夜間照明の増設などを要望しました。

 副市長は「私の子どもも通学中転落し大変だった。現地は文化財A地区なのでなかなか難しいが、道路幅を広げ地権者と相談しようと思っている。午後にでも現地をすぐ見に行かせます」と話されました。笠原市議が同席しました。
バス停「史跡公園」周辺の安全対策を副市長に要望する市民たち
バス停「史跡公園」周辺の安全対策を副市長に要望する市民たちと笠原市議
=2011.5.20
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