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農産物の放射性物質測定器 |
新座市独自に購入 約180万円・全額県補助で |
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「放射能対策の強化の要望書」を教育委員会に提出する共産党市議団 |
(手前左が教育長) =11月1日 |
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新座市は、「牛肉などから暫定規制値を上回る放射性物質が検出され、農産物への不信感が高まっている」として、野菜などの放射性物質測定器(ドイツ製・約180万円)を独自に購入することになりました。野菜の放射性ヨウ素、放射性セシウムを20ベクレル/キログラム以上を検出できる高性能のものです。(暫定規制値は500ベクレル/キログラム)。注文が多いため、納品は来年1月20日頃になるとのことです。
「埼玉県消費者行政活性化補助金」が決定し(10月18日付)全額県補助で購入します。
日本共産党は「市民から『学校給食の食材は大丈夫か』との声がある。県の野菜測定は月一回で検体数も少ない。給食食材を独自に測定してほしい」と議会で取り上げ、教育委員会に要望書を提出していました。
新座市は議会や保護者からの声に応え、10月から「給食食材の産地公表」を開始。11月から保育園は月2回、学校は週1回、給食食材を専門機関に委託して測定していましたが、来年からは市独自に測定できることになります。11月15日の測定結果は下表のとおりです。 |
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