日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2011.12.25  No.1446
日本共産党新座市委員会
いのち、暮らしをしっかり応援 日本共産党と新しい政治を!
日本共産党 6名の市議予定候補を発表
日本共産党 6名の市議予定候補を発表
左から 朝賀ひでよし市議、笠原すすむ市議、工藤かおる市議、石島よう子市議
小野だいすけ市議、あしの修(おさむ)氏の各予定候補。
9期33年間市民の暮らしを守って奮闘した小鹿伸衛市議が勇退しあしの修さんと交代。
 市民の6割が「この1年暮らしが悪くなった」と訴えています。ところが、須田市政は相変わらず「観光都市にいざづくり」を掲げ、百億円前後の二つの土地区画整理事業、地下鉄12号線延伸計画など大型事業を推進。議会では保守、公明、民主系市議がこれを応援しています。
 共産党は、放射能対策の強化や国保税引き下げなど、”市民のいのちと暮らし”を何よりも大切にする政治へ、これからも大奮闘します。
活動区域
朝賀ひでよし=栄、池田、新塚、東、東北2丁目、野火止6・7・8丁目の一部
笠原すすむ=石神、堀ノ内1・2丁目、西堀、新堀
工藤かおる=畑中、馬場、野火止1・2丁目、野火止6・7・8丁目の一部
石島よう子=野寺、栗原、片山、道場
小野だいすけ=新座1・2・3丁目、北野、野火止5丁目、東北1丁目
あしの修=堀ノ内3丁目、あたご、菅沢、本多、野火止3・4丁目、大和田、中野
みなさんと力をあわせて実現します!
1. 放射能対策や防災対策の強化。子どもたちを被ばくから守ります。
2. 国民健康保険税の引き下げ。
3. 待機児童ゼロに。保育園新増設。
4. 給食費を半額補助。(第二子から)
5. 少人数学級でゆきとどいた教育を。
6. 介護保険の改善。保険料引き下げ。
7. 高齢者や障がい者福祉を充実します。
8. 歩道の整備。緑を保全し、一日くつろげる公園をつくります。
9. 市内業者、商店を応援。住宅リフォーム助成改善などで地域経済を活性化。
10. 市内循環バスを増発、3コースに。
日本の政治 根本から変革を!
梅村さんと健闘を誓いあう塩川衆院議員
梅村さんと健闘を誓いあう塩川衆院議員

 庶民増税や米軍基地のたらい回し、原発推進など自公政権となんら変わらない民主党。消費税率引上げを財界の応援の元に堂々と言明するに至っています。
 日本の国の形を変えるTPP参加など、政治の歪みの根本に「財界とアメリカ」がある。ここに迫れる共産党の出番です。来年も暮らしを守り全力を尽くします。

衆議院議員 塩川てつや
参議院議員 大門みきし
参議院議員 紙 智子
准中央委員 梅村早江子
国への意見書「消費税増税やめよ」「年金減額するな!」
全会一致で採択 共産党が提案
 野田政権と自民党・公明党は「社会保障と税の一体改革」と称して消費税増税、福祉や年金の切り下げを強行しようとしています。今でさえ少ない年金をさらに2・5%(3年間)下げる暴挙も。
 日本共産党は12月市議会でこれらに反対する「国への意見書」を提案、全会一致で採択されました。
子どもたちを放射能汚染から守ろう
給食食材・測定器を購入 1月から独自に調査
「放射能対策の強化の要望書」を教育委員会に提出する共産党市議団
「きめ細かな放射能測定」「給食食材の安全性」を教育長(手前左)に申し入れる共産党市議団 =11月1日
 果てしなく広がる放射能汚染。
 共産党は子どもたちの被曝を心配する市民の声に応え、「きめ細やかな放射能測定と除染」「給食食材の調査」などを要求。

プール汚泥から最高1・878マイクロシーベルト毎時=新座小

 市は小中学校や保育園、通学路などを詳細調査し、プール汚泥や雨どいの下から高い空間放射線量が観測されたため除染。雨水を地下の雨水管に直結する工事もおこないます。また、市は食材の測定器(180万円・ドイツ製)を購入。市内農産物や学校、保育園の給食食材の測定を1月から独自に始めます。

私立幼稚園、保育園も公費で除染せよ

 共産党は12月議会で、「公立だけでなく私立の幼稚園や保育園など子どもの施設も市の責任で除染を」「かかった費用を東電に請求を」と要求しました。

放射線量計の貸し出し、1月中旬まで予約いっぱい

 12月から始まった「線量計の貸し出し」は初日に93件の電話が殺到。市民の関心の高さがうかがえます。
保育園の待機児童 来年も約160名か
0、1、2歳児の定員増を
 新座市の保育園は今年3園が新増設(180名増)しましたが、新規申し込みが350名。卒園児と差引いても約160名が来年も入れない深刻な状況です。

 共産党は遊休国有地の利用、公立の建替えによる定員増などを提案して実現しましたが、12月議会では、特に待機児童が多い「0、1、2歳の定員を増やすように」主張。
 市長は保育士の雇用に係るため確約しませんでしたが、乳児を預かる家庭保育室の保育料助成を来年も検討すると答えました。
地域包括支援センター 人員を増加
「高齢者相談センター」に変更
 福祉や介護の各種相談は、地域包括支援センター(市内6ケ所)でおこなっていますが、市民にはあまり知られていません。また、職員はケアプランの作成に追われ、本来業務である高齢者の権利擁護や相談まで手が回らないのが現状です。

 共産党市議団は「職員を2倍に増やし、名称も分かりやすくした」新宿区を視察して議会で提案。
 来年から新座市でも「高齢者相談センター」と名称を変え、職員も増員することになりました。
地下鉄12号線、区画整理2事業(百億円規模の大型事業)
まちづくりは情報公開と住民合意で
大和田2・3丁目地区の区画整理事業

 市長は新座駅南北の土地区画整理事業とならんで、大和田2・3丁目地区に企業誘致のための区画整理事業(総事業費80億円強)を立ち上げようとしています。(左図参照)

 また、練馬区大泉から地下鉄12号線を新座市方面に延伸して馬場地区に「仮称・新座南部駅」を建設。周辺に水族館、文化ホール、大学を誘致する構想を描いています。地下鉄は建設費約347億円(1m約1200万円)を見込み、周辺整備にどれだけ巨額な税金が投入されるか予想もつきません。

地下鉄12号線延伸周辺整備構想

 しかし、区画整理も地下鉄も、このような大型公共事業の情報はほとんどの市民に知らされていません。
 共産党は、「まちづくりはすべての情報を公開し、財政面も含め、住民合意で進めよ」と要求。市民生活がきびしい時、不要不急な大型事業は見直すべきです。

12月議会で質問しました
市政に提案日本共産党議員の一般質問
笠原すすむ市議
厚生常任委員・副議長笠原すすむ市議
国民健康保険税を3年連続引き下げよ
Q.市民の暮らしは悪化しています。国民健康保険会計は黒字。国保税の引き下げは充分可能ですから来年も引き下げるべきです。
A.インフルエンザなどが流行すれば医療費の支出が多くなります。来年2月頃の財政状況を見て引き下げを検討します。
その他1介護保険制度を改善せよ。介護保険料を値上げするな。2市臨時職員の待遇を改善せよ。3本多緑道の改善を。
工藤かおる市議
総務常任委員工藤かおる市議
学校給食の格差是正を アルマイト食器の改善を
Q.学校給食の直営校(8校)は少ない調理員で大奮闘している。調理備品の改善や調理員増員で民間委託校との格差是正を。アルマイトをペン食器に改善を。
A.設備備品、ペン食器は計画的に導入していきます。調理員増は考えません。
その他1無料低額宿泊所からアパートヘの転居促進を。2児童傷害致死事件から今後の課題。
小野だいすけ市議
厚生常任委員小野だいすけ市議
放射能対策の強化を
Q.市立だけでなく民間の幼稚園の測定と除染を。市民の力も借りてホットスボットの発見と除染を。
A.私立の施設で基準値オーバーがあった。民有地も今後は市として責任ある対応を検討したい。
その他1家具転倒防止グッズの支給対象を二世帯同居者に拡大を。2国保証の名前の部分を大きく。3青年の家賃助成制度の創設を。4旧新座小は地域の防災拠点に。
朝賀ひでよし市議
総務常任委員長朝賀ひでよし市議
「空き家対策」の条例制定を
Q.空き家対策条例をつくった所沢市は16力所が更地になるなど、市民も行政側も対応がし易くなったと聞く。空き家条例を早く制定せよ。
A.所有権などで国に対策が必要。当面は防災組織連絡協議会で出された空き家対策をおこなう。
その他1公契約条例等制定を。2市内循環バス「にいバス」の増便とコース充実で多くの市民が使いやすいバスに。3小児救急医療体制の充実を。
石島よう子市議
建設経済常任委員石島よう子市議
学校、保育園の給食費半額助成を(第2子〜)
Q.子育て支援のため、学校や保育園、幼稚園の給食費補助をおこなう自治体が全国で生まれている。新座市でも実施してはどうか。
A.学校給食法は食材費を保護者負担としている。また、保育園では完全給食まで行っており、給食費補助を実施する考えはない。
その他1保育園の待機児童対策。2就学援助制度の充実。3音楽室に簡易机を。4生活保護世帯水道料金減免復活。
こじか伸衛市議
文教環境常任委員こじか伸衛市議
農業ボランティアと農地バンク創設を
Q.農業を続けるために「農業ボランティア制度」と未耕作農地の貸し借りができる「農地バンク」創設を。
A.ボランティアは農協と協力して作ります。農地バンクは将来必要だと考えます。
その他1地元農産物の利用の少ない学校で地産地消の学校給食促進を。2住宅リフォームは補助率20% 50万円に拡充を。335人以下少人数学級でゆきとどいた教育を。
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