5月19日から21日にかけて宮城県丸森町耕野地区へ東日本大震災救援の竹の子の間引きポランティアに行って来ました。東日本大震災のあと、何か出来る事はないかと思っていましたが、退職を機に共産党のボランティアのチラシを見で応募しました。
1日目は参加者12名で仙台のボランティアセンターに着き、被災地の名取市閖上海岸を地元の方に案内・説明をしていただきました。海岸線から1kmも2kmも何もなく、残っているのは家の土台部分とコンクリート造りの建物だけ。防潮堤の破壊された部分の陸地は土がえぐり取られ、大きな池のようになっていました。どうしても1年前に放映されたあのシーンと重なってしまいます。しかし、海岸縁は住民の意見もまとまってないこともあり、復興が進んでいませんでした。
2日目と3日目は竹の子の間引き作業。丸森町の一部で規制値、100μSv/hを超える値が出たということで地区全体の竹の子が出荷停止となったそうです。依頼者代表のやしまやさんでも例年なら25万円ほどの収入になっていたそうです。既に2、3mにも伸びてしまっている竹の子もあり、世代交代のために残す竹の子以外は全て掘り取らなければなりません。3山も4山もあり、急斜面もあり難しい作業になりました。汗を温泉で流し、お土産をいただき帰ってきました。貴重な体験をさせていただきありがとうこざいました。
(投稿 片山二丁目 N)
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