日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2012.12.23  No.1496
日本共産党新座市委員会
増税ストップ、原発即時ゼロ、憲法九条守れ!
国民の願い実現に全力つくします 総選挙
 12月16日に投開票された総選挙で、民主党が惨敗。自民党は4割の得票で議席の8割を独占する小選挙区制のおかげで「圧勝」。日本共産党は「財界中心、アメリカ言いなりの日本の政治の歪みを大本から変えよう」と全力で闘いましたが、一議席後退という結果となりました。「ブレない共産党に」と国民の皆様からの熱いご支援に心から感謝し、捲土重来を期して頑張ります。

 国民の願いは、景気の回復、原発ゼロ、安心して子育てや老後がおくれる社会保障の充実です。
 日本共産党は大不況の中で大増税を許さない!憲法九条を守り抜くなど、国民の皆さんと固く結びつき、これからも公約実現に全力で頑張ります。
塩川てつや

塩川てつや候補が5選北関東ブロック

 日本共産党は比例代表選挙で全国で8議席を獲得。北関東ブロックでは塩川てつや候補が36万7245のご支持をいただき5選されました。

埼玉4区・比例代表開票結果
桜井はる子候補 決意新た埼玉4区
桜井はる子

 小選挙区埼玉4区の桜井はる子候補は「私は被爆地長崎の出身。改憲を公言する自民、民主、維新などは許せない。憲法九条をしっかり守り、平和と暮らしを守る」と訴え、前回総選挙より得票率を1・09%前進させました。
 たくさんのご支援を賜りながら議席に結びつけられなかった力不足を深くお詫び申し上げます。
 引き続き、公約実現、参院選挙での躍進をめざし、決意新たに頑張ります。

↓ ※ 表をクリックすると拡大表示します!
埼玉4区・小選挙区開票結果
埼玉4区小選挙区選挙・前回(2009年総選挙)との増減
若者は、上空を三回旋回して南洋に散った
参院埼玉選挙区予定候補 伊藤 岳(いとうがく)
伊藤 岳

 6月8日、伊藤岳参院予定候補は川越、大宮、北朝霞など各駅を駆けまわって「憲法九条を守り生かそう」と次のように演説し感動を広げました。

 「私はお婆ちゃん子で、祖母から折につけ『戦争だけは絶対いけない』と聞かされて育った。祖母の住む大分県宇佐は戦争の時、海軍特攻隊の基地があり、村の若者たちは世話役だった祖母に『明日戦地に行きます。お別れに上空旋回していきます』と自宅の上を三回旋回して飛び立ち、二度と帰らなかった。出撃した若者は154人にのぼる。今、日本を戦争する国に変えようとしている自民党に対決できるのは共産党です」と力強く訴えました。

住宅リフォーム助成制度の改善を
市長「来年度、補助率、補助額を引き上げる」
あしの修議員
あしの修議員

 あしの修議員は、12月議会で「住宅リフォーム助成制度のさらなる充実を」と一般質問しました。

助成率20%、助成額20万円の市も
ある


 あしの議員は、「平成23年度の住宅リフォーム助成は助成額に対して実際の工事費総額は24・6倍で市内経済活性化に極めて良い影響を与えている。現在、新座市は助成率が工事費の5%・上限10万円だが、助成率10%、20%・上限額20万円という他の自治体もあり、さらに引き上げるべきだ」と追及しました。

耐震助成制度と組み合わせ、使いやすい制度に

 また、「新座市地域防災計画の見直しが現在進められているが、「減災」目標の達成と耐震改修促進計画の早期目標達成のためにも、住宅リフォーム助成制度と耐震改修工事助成、介護保険居宅改修補助との抱き合わせ補助も実施し、市民が使いやすい制度にしてはどうか」と提案しました。

 市長は、「耐震補強工事補助の利用を促すという意味で、個人住宅リフォーム補助率等の引き上げの検討の余地がある」として、来年度から引き上げの考えを表明しました。

 また、「個人住宅リフォーム資金補助制度と耐震助成制度の組合せ、高齢者・重度障がい者居宅改善整備費助成事業と耐震助成制度との抱き合わせなど、家を直すのであればできるだけ思い切って全部やっていただけるよう助成額も率も上げさせていただく。使いやすい制度として一本化し、受付け、相談の窓口の一本化等も図りたい」と前向きな答弁がありました。

 あしの議員はさらに「市民へのPRを強化すべきだ」と質問。
 市長は、「広報でのPRはもちろん、チラシの全戸配布、町内会への回覧、あるいは出前講座や防災訓練などでの説明だとか、いろんなPRは必要だと思います」と具体的で前向きな答弁を引き出すことができました。

ふるさとにいざ館
地下ホール使用時は駐車料金は無料にせよ
工藤薫議員
工藤かおる議員

 工藤かおる議員は12月議会で「ふるさと新座館の地下ホールは音響も良く、これから幅広い市民に利用されることが期待される。音楽会や映画会などホール使用時の駐車料金は無料にすべきだ。観客の方に入場券と引き換えに駐車場無料カードを渡せば簡単にできることだ」と提案しました。

 教育長は「11月27日までの駐車料金の平均は208円で重い負担ではない。駅に近いため駐車場代わりにならないよう有料とした」と答弁。

ふるさと新座館
  ふるさと新座館

 工藤議員は「朝霞市民会館は駅に近いが無料です。市民の声を聞いて改善してほしい」と要求。

 教育長は「長時間の利用は受益者負担でお願いしたい」と繰り返しました。

ふるさとにいざ館の駐車場
はじめの一時間は無料、それ以降は一時間100円
臨時保育士を正規にせよ
市長「臨時保育士の時給を改善する」
石島陽子議員
石島陽子議員

 石島議員は一般質問で、「公立保育園の臨時保育士の正規職員化および待遇改善を」と求めました。

保育士の配置基準は40年前の基準

 新座市では公立7保育園に国基準の75人を上回る89人の正規保育士を配置していますが、それ以外は非正規の臨時保育士です。
 石島議員は「国基準は40年も前のもので実態に合わない。上回っていることで良しとせず、クラス担任補助や開所対応の保育士は臨時ではなく正規保育士にするべきだ。また待遇が悪くて臨時保育士の応募がなく、未配置になっていると聞くが実態はどうか」と質問。

 市は「保育士は採用困難職種だ。開所対応で1人、産休代替で2人、障がい児対応で19人中7人の臨時保育士が未配置となっている。
臨時保育士の時給は毎年改善を図っているが厚生面での改善も図りたい。」と答弁しました。

障がい児が4名も待機 保育士不足のため

 石島議員は「障がい児対応の保育士が7名も欠員とは驚いた。保育すべき障がい児で入園できない子どもはいるのか」と追及。市は「障がい児は4歳5歳児で4人が入園できず待機となっている。法人保育園で預かるのは難しいこともあり、時給をアップし緊急に保育士を募集したい。」と答弁しました。

 石島議員は「保護者の子育ての大変さや、保育士採用の面からも正規保育士の対応が必要だ。第一保育園は建て替えで児童数を百名に増やすが正規保育士を増やすべきだ」と質問。
 市は「第一保育園の定員増では市基準に1人保育士が不足するので正規保育士を増やす」と答弁しました。
 また、石島議員は法人保育園の職員処遇改善補助金の増額も求めましたが、市は「近隣4市とも1人月額1万円なので突出はどうか」と答えました。

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