日本共産党新座市議会議員団
← 前号  |  インデックス  |  次号 →
にいざ民報

2013.5.12  No.1515
日本共産党新座市委員会
すべての労働者の賃上げと社会保障充実を
第84回メーデー 朝霞中央公園で430人が参加
安定した雇用と生活できる賃金を!朝霞4市の日本共産党市議団も勢ぞろい=5.1メーデー
安定した雇用と生活できる賃金を!朝霞4市の日本共産党市議団も勢ぞろい
=5.1メーデー
 賃上げや安定した雇用の実現、消費税増税やTPP参加阻止、憲法改悪反対などを掲げて、第84回メーデーが全国322ヵ所で開かれ、朝霞中央公園でも開催されました。朝霞4市の市民、労働組合、政党など約430名が参加しました。

 各団体は「アベノミクスと言われても経済は良くなっていないし、賃金も上がっていない。安倍内閣は『解雇自由化』『限定正社員』を進め、ますます低賃金で不安定な非正規雇用を増やそうとしている」と告発。生活できる賃金を!消費税増税ストップ!などをアピールしました。

 市内パレード後は昼食やプラカード表彰、お楽しみ抽選会などで交流。朝霞4市の共産党市議団も参加して皆さんと交流しました。
防災ラジオ 5月15日から申請受付
防災ラジオ 5月15日から申請受付

 好評だった市の防災ラジオ販売を今年も行います。申請用紙は市民安全課、出張所にあり、市のホームページからもダウンロード可能。自己負担は千円。

選挙はウソを使わない政党へ(農協幹部語る)
紙智子ものがたり その2
TPP交渉参加はハッキリ撤回をと迫る紙智子議員
TPP交渉参加はハッキリ撤回をと迫る紙智子議員

 参院農水委員会で、自民党は「TPP交渉参加に関する決議」をあげ、強引に採択しました。  内容は「農水分野重要5品目を守れないと判断した時は脱退も辞さない」と気勢をあげますが、最後には、「影響の甚大さを考えて政府をあげて対応すること」と国内対策を求めています。

このままでは参院選たたかえない自民党
 私は「交渉に入ってあれこれの条件闘争になりかねない。アメリカの要求を丸呑みした4月12日の日米合意のひどさも分かっている。ハッキリ撤回を求める決議にすべきだ」と主張しましたが、民主党は「気持ちはわかるが総理の専権事項だから」とまるで与党発言。反対は共産党と「政府を縛るな」というみんなの党だけ。決議は全会派が一致してこそ力になります。
 自民党決議はこのままでは参院選を戦えないとの思惑があるからです。
 ある大学の先生は「決議は無力」とメールを寄せ、ある農協幹部は「選挙はウソを使わない政党へ」と言います。
 公約守れ!TPPに参加するな!新たなたたかいの前進へ!

申請がいらなくなり利用しやすくなります
介護保険の利用料補助金
 市民税非課税世帯の方が介護保険サービスを利用したときの利用料(高額介護サービス費を除いた利用料)の2分の1を補助する、新座市独自の「介護保険利用促進補助金」は、これまで月毎に申請が必要でしたが、今年度コンピューターシステムが改修されて申請がいらなくなります。実施は秋頃からになるそうです。

税金の障害者控除認定
 要介護認定を受けている人は市役所から「(特別)障害者認定書」を発行してもらうと、確定申告で所得税の障害者控除(27万円)や、特別障害者控除(40万円)が受けられ、税金の負担軽減になります。
 「障害者認定書」の発行にはこれまで申請が必要でしたが今年度から該当者には市役所から認定書を郵送します。
 共産党は、認定書を直接郵送するよう求めてきました。
「放課後児童保育室の指定管理者は新座市社協を特命で」
市議団が市長に要望
 5月8日、共産党市議団は、市長に「放課後児童保育室の保育は指導員と子ども達、保護者との信頼関係、指導員の研修が欠かせない。経費削減が重視される指定管理者制度は本来なじまないものだが、有資格者の採用、経験を積んだ指導員の定着のためにも、指定管理者の選定はやみくもに公募とせず、引き続き新座市社会福祉協議会を特命指名とすること」を求める要望書を提出しました。
未だ車やガレキが散乱「先が見えず不安」の声
民青が震災ボランティア
 5月3日〜5日、福島県に民青主催の震災ボランティアに行ってきました。

 一日目は、現地に入ったのが遅くなってしまい、18時からの福島駅近くでの脱原発金曜日行動のみに参加しました。多くの青年ボランティアが参加し、最後はみんなで飛び跳ねながらのシュプレヒコールをあげ、脱原発をアピールしました。
 二日目は、浪江町の方々が避難されている仮設住宅で聞き取りをしました。みなさん色々と話をしていただき、貴重なお話をたくさん聞くことができました。先が見えず不安だという声が多く聞かれました。
 三日目は、南相馬市に被災地のフィールドワークに行きました。津波の来た所は更地になっていて、所々に車やガレキが未だに散乱している所もありました。改めて、津波の恐ろしさを実感しました。

 途中通った飯館村は原発事故で、全村避難となった地域で建物があるのに人が誰もいないという状態でした。
 「原発さえなければ」と思わずにはいられませんでした。

 三日間を通して、学んで来たことをできるだけ多くの人に伝えていきたいと思います。

(W・記)
42の税制・福祉サービスに影響
生活保護基準引き下げに反対を
工藤薫議員
工藤かおる議員

 工藤かおる議員は3月議会で「生活保護基準の引き下げをやめるよう国に意見を」と一般質問しました。
 工藤議員は「生活保護基準は最低賃金や非課税限度額などの基準になっており、生活保護基準引き下げは本人だけでなく大きな影響を及ぼす。いわゆる不正受給は0・6%に過ぎず、社会全体の貧困を広げる保護基準の引き下げは許されない」と政府に意見するよう求めました。

 市長は「今回の改定は生活保護受給者と一般の低所得者の方との生活費を調べた検証結果に基づく改正と聞いているので国に要望する考えはありません」と答弁。
 日本の保護率が諸外国と比べて大変低い事や、貧困の連鎖を止めると言いながら子育て世帯の保護費削減が一番大きいなどの問題点には答弁しませんでした。

 工藤議員は「生活保護基準を参照している制度が42事業もあり、多くの利用者がいる。影響が及ばないようにしっかり対応してほしい」と主張。
 市長は、「これからの税制改正論議等にはしっかりとアンテナを張って次年度以降の必要な支援を見ていきたい」と答弁しました。

《生活保護を基準とした福祉制度の現在の利用者数》
ホタルさん元気に育ってね
ホタルを放流
ホタルさん元気に育ってね ホタルを放流

 4月28日、畑中町内会がホタルの放流会をおこないました。
 畑中ホタル愛好会と里親さんが大切に育ててきたホタルの幼虫約千匹を”せせらぎ”(畑中黒目川公園内)に放流しました。
 愛好会が育てている蛍は約3千匹。
 大きなゲンジホタルと可愛いヘイケホタルが飛ぶ「ホタル鑑賞会」は、6月8、9日の予定です。

← 前号  |  インデックス  |  次号 →