日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2013.7.21  No.1525
日本共産党新座市委員会
都市計画道路 保谷朝霞線は「20m2車線」で
市は住民の立場に立って県を変えよ
石島陽子議員
石島陽子議員

 都市計画道路保谷朝霞線の幅員と車線数について、埼玉県が「27m4車線で整備」と方針決定したのは、地元住民の要望を踏まえた新座市の方針「20m2車線で整備」とは全く違います。

 石島議員は「県は新座市の要望をしっかりと受け止めていない。市は住民の立場に立って県と協議を進め、県の姿勢を変えていくためにさらに努力するべき」と一般質問しました。

 石島議員は「地元住民でつくる新道路問題対策協議会が、国交省や県と話し合った結果、県は新座市の要望に沿って国と協議していないことがわかった。住民たちに指摘されるまで、市はこのことをつかんでいなかった点を反省し、今後の取り組みに生かしてほしい。」
 「県が『20m2車線で国と協議しよう』という気持ちにならなければ、市の要望は国にあがらない。市長は2人の県議にも市の要望を質問してもらっていると言っているが、県議会の議事録を読むと『20m2車線』という市の要望は伝えていないし、県の答弁も『国と協議する』とは言ってない。2人の県議に地元市の考えを県にしっかり言ってもらうことも大事。市はさらに努力を」と要求しました。

 市長は「県の27m4車線に計画変更に容易に合意するとは表明できない。しかし議会終了後、市の考えを県知事に伝え、国との協議を強くお願いしたい」と答弁しました。

都市計画道路保谷朝霞線とは・・
野寺4丁目の都県境から野寺3丁目・2丁目を通り、道場2丁目の山田うどん近くで産業道路と交差する
息子は食べ盛りで食費は削れない
生活保護費が8月から減額
 市内のAさん(41歳)は病気のため働けず息子と二人暮らしの母子世帯です。
 今の保護費は、月額16万6390円(住宅扶助6.2万円含む)で8月からの削減予定額は△約3000円。2年後は△約8000円(厚労省資料)
 Aさんは「今でもいっぱいいっぱいなのに、8月から保護費が減らされたらどうしていいか分からない。息子は食べ盛りで食費は削れない。結局弱いものイジメの政治なんだと悔しく悲しいです」と語っています。
生活保護の生活扶助基準額の見直し 厚労省資料より・・
平成27年度以降を現在の保護費との比較。(月額)

夫婦と4歳の子      △1.6万円
夫婦と小中学生2人    △2万円
70台以上単身      △3000円
70台以上夫婦      △6000円
41歳〜59歳単身    △4000円
20歳〜40歳単身    △7000円
母子家庭(母30代、4歳)△8000円
生活保護制度は本来利用すべき低所得の方が利用されていないのが問題。保護費削減は本末転倒です。
広い公園と災害に強い公共施設を
旧新座小の「跡地利用」に住民の声を
小野大輔議員
小野だいすけ議員

 6月議会で小野だいすけ議員は、「旧新座小学校跡地利用に住民の声を」と一般質問しました。
 旧新座小学校は公共施設として、1300平米の公園、ふれあいの家、第7保育園と大正保育園が統廃合された保育園が整備される他は、120平米区画の建住宅を建設し分譲される予定です。

 小野議員は、売却案が出されでから「旧新座小跡地利用は最大限に広い公園と災害に強い公共施設を」と一般質問で繰り返し取り上げてきました。当初市は、「売却益の観点から最低限度の公園」と公園面積は600平米でしたが、地域住民の粘り強い交渉と日本共産党のがんばりで公園は1300平米にまで広げられました。また小野議員が再三要求していた地元説明会も6月8日に開催されました。

 小野議員は、説明会で出された質問、意見を本会議場で読み上げ、「地域の意見を反映させた跡地利用を」と追求しました。
 市長は、「可能な限り地域の意見は反映させていきたい。公園は1300平米から400平米増やして整備していきたい。地域と協議して防災対策も検討する」などと答弁しました。

障がい者の親なきあとの不安解消を
グループホーム、ケアホームの建設を早期に
 朝賀英義議員
朝賀ひでよし議員

 朝賀議員は6月議会で多くの障がい者とその家族の方々が切望している「ケアホーム、グループホームの早期建設を」と一般質問しました。

 朝賀議員は、「障がい者の保護者がいなくなった時の不安をなくすため、皆さんが切望している。障がい者団体は法人立で建設をめざしていますが、土地の確保などいくつかの課題を抱えている。市が野火止公民館跡地など市有地に建物を建てて貸与するなどの方策をとり、早く施設をつくることが重要だ」と主張。

 市長は「野火止公民館跡地は売却予定なので、ここには建てられない。市の計画では、現在の老人福祉センターの跡地に総合福祉センターを建設し、そこに今のわかば学園を移し、その跡地に障がい者のケアホームを建設することになっている。市の計画では4〜5年かかるので、障がい者団体の方々の相談にも応じていきたい。」と答弁しました。

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2013平和のための埼玉の戦争展
首都圏反原発連合の見解を表明したフライヤーチラシ
↑首都圏反原発連合の見解を表明した上記フライヤーチラシは、同連合から
 了承を得て掲載しました。
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