日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2013.10.13  No.1537
日本共産党新座市委員会
第39回新座母親大会を開催
 第39目新座母親大会が10月6日(日)、中央公民館で開催されました。

 午前は5つの分科会に分かれ、助言者の問題提起も受けて語り合い、新座市への要望事項もまとめました。
 午後は「今、気をつけたい食の問題―放射能、アレルギー、ガンを中心に―」と題して、管理栄養士であり、「食べもの通信」の編集長松永眞理子氏が講演しました。「ミネラルバランスがよく、昔から日本人が食べ続けている和食中心の食事が良いとあちこちで言われているけれど、現代社会は仕事も忙しく簡単なもので済ませる傾向があり、食に対する認識が2分化してきている。免疫力を高めるファイトケミカルや酵素が豊富で、食物繊維が多い野菜が多く、放射性物質を排出する海藻や味噌、代謝を良くする発酵食品などが豊富なのは日本の伝統食。砂糖や肉、乳製品を減らし、和食をよくかみ、腹8分目を心がけて」と、アレルギーが増える背景や、がんになりやすい仕組みと食の関係についてわかりやすく話され、会場からは熱心な質問がありました。
法人税減税で賃上げはごまかし
小池晃副委員長
 小池晃副委員長

 日本共産党の小池晃副委員長はNHK日曜討論で、法人税減税をすれば賃上げになるという政府の主張のでたらめさを批判。
 「今まで法人税減税をしてきても賃金は減り続けてきた。97年以降法人税減税が繰り返されたが、大企業の内部留保だけが100兆円も増えている」と指摘。「賃上げというのであれば、中小企業への支援を厚くしながら最低賃金を千円以上にすることをなぜやらないのか。労働法制の規制緩和で非正規雇用を増やすような政府のやり方では賃上げにならない。」と主張しました。
 270兆円も内部留保を抱えている大企業に減税し中小企業や庶民に負担をかぷせる消費税増税をするのは、経済対策としても間違っていると述べました。

人間らしく暮らせる社会を
10・20全国青年大集会成功へ学習交流集会
 まともな仕事と人間らしい生活をめざす全国青年大集会2013(10月20日、東京・明治公園)の成劫へ向けた学習交流集会が29日、東京都内で聞かれました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長(党国会議員団ブラック企業・雇用問題対策チーム副責任者)が情勢報告。「闘えば変えられることを確信に、若者の苦しみに心を寄せ闘いを広げ、打開の道を切り開こう」と激励しました。
 各地・各分野の青年が雇用の実態をリアルに語り、「参加できない人の声も集め、大集会を成功させたい」と決意を述べました。

 曽根はじめ党東京都議団副団長は、「ブラック企業」問題を取り上げた都議会での論戦を紹介し、「安定した雇用が確保できるよう東京都に責任を果たさせるため、奮闘します」と述べました。
 日本民主青年同盟の田中悠委員長は、大集会成功へ向け▽すべての同盟員に声をかけ、青年の運動の意義や集会の魅力を語り参加を広げる▽青年に広く声をかけ、たくさんの青年の声を集めて参加する▽民青の仲間を増やしながら集会に向かうことを提起しました。

 集会は、日本共産党中央委員会と日本民主青年同盟中央委員会が開きました。
第44回 市民体育祭 7825人が競い楽しむ
第44回 市民体育祭 7825人が競い楽しむ
 10月6日(日)第44回市民体育祭が市民総合運動場で開催され、7825人の市民が参加しました。今年の優勝は畑中町内会で3連覇。2位は野寺町内会、3位新栄町内会、4位片山町内会、5位馬場2丁目町内会、6位馬場4丁目町内会でした。
自転車の交通ルール・マナーの
さらなる向上をおこなうべきでは
小野大輔議員
小野だいすけ議員

 神戸市では年齢層に応じた自転車の交通ルール・マナーの啓発を行っています。小野だいすけ市議は9月市議会一般質問で、神戸市を参考にしてさらなる啓発をすべきと市の考えを質しました。
 自転車事故の年齢層別統計(下の表参照)をみると事故のピークは15〜19歳で、死亡事故は55歳を超えると年齢を重ねただけ多くなって、75歳以上がピークになります。

 小野市議は、「神戸市では高齢者へ『交通安全講座』を557団体、約1万9100人(H23年実績)に開催しています。また、交通安全高齢者自転車大会を年4回開催しています。事故の多い中学生・高校生には交通安全教育をクイズ形式にして興味を持てるようにしています。また、交通安全に関わる指導者の育成として市内大学生が小学生へ交通教育を行っています。
 新座市では、乳幼児と高齢者へヘルメット購入の補助をはじめましたが、まだまだ、自転車の交通マナーなど課題がたくさんあります。
 市内の道路を改善し安全な道路を増やすことや自動車ドライバーヘの啓発も含めてさらなる啓発をすべきでは。」と質問しました。

 市長は、「子どもたちと高齢者の交通事故防止が課題。特に高校生のマナー向上の啓発運動を推進していく。」また、教育長は、「高校生の交通マナー向上については新座警察署等と一緒に展開していく。」と答弁がありました。

年齢別自転車乗用中事故件数・死亡事故件数(平成20年)
大和田運動場移転は、
しっかり試合ができる土地を確保すべき
あしの修議員
あしの修議員

 あしの修市議は、9月市議会一般質問で大和田二・三丁目土地区画整理事業敷地内にある借地の公共施設について地権者との話し合いの状況について質問しました。特に大和田運動場は面積の3分の2が借地となっており、移転するのであれば、移転先等どういう検討を行っているのか質しました。

 市長は、「現在借地の施設は『資源保管センター』『大和田放置自転車保管場所』『大和田運動場』の3ケ所で、資源保管センターは敷地内に存続を基本とし、放置自転車保管場所は大和田四丁目の新座四中そばに移転を考えている。大和田運動場については、返してほしいという地権者もおり、できたら野球場は存続できればと思っているがサッカー場まで残せるか今後さらに話し合いをしていく。」と答弁があり、教育長は、大和田運動場については、市長答弁の通りとしたうえで、「十文字女子大学から大学が所有している土地は無償貸与する意向が以前から示されており、今後協議をすすめていきたい。しかし、そこでは公式のコートができない」という答弁がありました。

 あしの市議は、「公式コートもとれない土地ではなくしっかり試合ができる土地を確保していく事が必要だ。」と要望を述べました。

大和田通信基地
アンテナ新設工事で基地の強化?
 新座市西堀・本多と東京都清瀬市にまたがる米軍大和田通信基地(米軍横田基地の付属基地で受信専用の基地)が強化されています。

 8月に開かれた新座市議会総務常任委員会で次のような報告がありました。
 「この度米軍において2基のアンテナを設置する。設置する場所は敷地の南側部分で、高さは約37メートル、機能は大和田通信所本来の目的から想定して、米軍の航空機等からの無線を受信するものと考えられるが詳細は不明。以前同じ場所にあったアンテナ2基を老朽化により撤去した経緯があり、その代替設備。建設は6月から10月を予定している。」というものです。

 すでにアンテナの一部と思われる物が現地で組み立てが始まっています。
 さらに、敷地北側のヘリポート場近くは、銀色のリング型のアンテナも新設されました。
 米軍基地問題は、沖縄だけの事ではありません。私たちの住む新座にある米軍基地も着々と強化されています。
 さらなる監視が必要です。
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