日本共産党の辰巳幸太郎議員は5日、参院国土交通委員会で初質問に立ち、著しく狭い空間に人を居住させる「脱法ハウス」問題を取り上げ、国として入居者の実態をつかみ、深刻化する「住まいの貧困」の解消に乗り出すよう迫りました。
辰巳議員は、「脱法ハウスを放置してきた行政の責任は免れない」と述べ、公営住宅は不足し低所得者が活用できる住宅支援策がほとんどないと批判。相談窓口の設置、敷金・礼金の補助、低利または無利息の家賃助成制度の創設に踏み切るべきだと提案。太田昭宏国交相は「引き続き調査する」と答えました。
傍聴に大阪から駆けつけた石井さんは「貧困層の声なき声を受け止めてきた辰巳さん。訴える温度が熱く実態にあった具体的な提案だ」と話しました。
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