日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2014.2.16  No.1554
日本共産党新座市委員会
学校トイレ改修9校 屋外プール改修6校 補正予算で改修します
共産党市議団の予算要望に対して、市が回答
 共産党市議団が提出した来年度予算要望53項目に対して、市長の回答がありました。( 下表参照
来年度大規模改修が行われる石神小 写真はゴーヤで緑のカーテン
汚い、臭い、暗いの3K 学校トイレ改修は急務です
国の補正予算で改築工事される新開小プール 写真は着衣水泳の実習

来年度、石神小、新座中を大規模改修

「教育費を増額して学校施設の計画的な改修を」の要望に対して、2014年度当初予算で石神小と新座中の校舎大規模改修、大和田小の増築設計をおこなう。大和田小、第二中、第四中の体育館耐震化工事をおこなうとの回答です。

 また、国の補正予算を活用して、学校トイレ9校(新開小、東北小、野火止小、石神小、池田小、栗原小、第二中、第三中、第五中)。さらに、屋外プール改築工事を6校(東北小、新開小、東野小、陣屋小、野寺小、第三中)も国に要望しているので事業採択されれば補正予算等で実施したいとの回答がありました。

 また、保育園は定員を264名増やす。特定健診を無料化する。商店街の街路灯助成の改善などの回答がありました。

 しかし、国保税引き上げ、大型事業のスローダウン、公民館を無料になどの要望に対しては「その考えはない」などの回答です。

↓ ※ 表をクリックすると拡大表示します!
共産党市議団の予算要望と市の回答(要旨)
「うっかり過失で情報漏えい」まで処罰するのは「危険」
法務省の見解を隠す
秘密保護法反対=国会前で10代20代もハンド宣伝

 昨年12月自公両党が強行成立させた秘密保護法は、「過失による情報漏えい」までも処罰の対象としています。
 これに対して法務省は、ミスや過失まで処罰対象とするのは「処罰範囲が相当広がる」と指摘。「慎重に検討する必要がある」「処分規定は危険」と懸念を表明していたことが、10日「赤旗」の情報公開資料で判明しました。
 秘密保護法では、過失による情報漏えいは「2年以下の禁錮または50万円以下の罰金」と定め、”秘密”に係る公務員などは委縮せざるを得ません。
 政府内に慎重論があることがわかったのは初めてです。国会審議中に明らかになれば世論は違っていた筈で、安倍政権が世論を恐れ法案強行を図ったことが改めて明らかになりました。

就労支援、高齢者施策などを視察
共産党市議団の視察報告
 日本共産党新座市議団は2月5、6日、大阪府の富田林市の若年者就労支援、貝塚市の高齢者福祉について会派視察を行いました。

ひきこもり、障がい、ブランクの方に伴走しながら就労支援 富田林市

 富田林市では、雇用促進広域連絡協議会で「求人・求職情報フェア」を開催し企業の合同面接会、母子家庭や障がい者、シルバー就労などの総合的な相談を実施しています。 特に、働きたいけれど一歩が踏み出せない15歳から39歳の方の「若者サポートステーション」は、臨床心理士など専門家が不登校や引きこもり、就活の失敗、ブランクなどの困難を抱える若者を支援しています。
 「サポステ」では、自己アピール表現力、畑作業などの体験、アルバイトから常勤への挑戦など社会に飛び込む勇気と力を引き出し、青年に合わせて、どのステップからも挑戦できます。

愛の一声運動、健康マッサージなど高齢者施策を学ぶ 貝塚市
共産党市議団 就労支援、高齢者施策などを視察

 貝塚市では、三位一体の改革で国、大阪府からの補助金を削減される中でも高齢者福祉を継続、充実させています。
 ヤクルトを配りながら一人暮らしの高齢者に声をかける「愛の一声運動」「健康マッサージ事業」「水道料金の福祉減免」なども行っていました。

 「健康マッサージ事業」は、60歳以上の方が毎週金曜日30分につき1000円で施術を受けることができます。「水道料金」は、65歳以上の一人暮らしや障がい者世帯に水道料金の基本料金を減免する制度です。
 日本共産党新座市議団は、会派視察を活かして、3月議会に臨みます。

小児肺炎球菌ワクチン
追加接種を一部助成 4000円
 新座市など朝霞4市は、小児肺炎球菌ワクチンの追加接種費用を来月から一部助成することになりました。

 肺炎球菌は、中耳炎や肺炎を引き起こし、5歳未満の乳幼児は髄膜炎に罹りやすく、死亡や発育の遅れなど後遺症が発生するため、ワクチン接種が公費負担で実施されてきました。

予防には、7種類の肺炎球菌に対応する「7価ワクチン」から、より効果の高い「13価ワクチン」に昨年11月から切り替えられ、約9割の発症を予防できるとされています。

●対象は1歳から5歳児まで 3500人程
 昨年10月末までに7価ワクチン接種済の方で、
 追加接種を希望する方。
●助成   一回限り4000円
●助成期間 3月1日〜来年の3月末まで

 詳しくは市ホームページか保健センターへ
市内で60学級が学級閉鎖
 インフルエンザが流行しています。市内小中学校の学級閉鎖の様子は以下のようです。(2月10日現在)

小学校 14校 58学級
中学校  1校  2学級


感染は低学年が多いそうです。暖かくして早くお元気になって下さい。
秘密保護法、原発、TPP 一点共闘でなくそう
新座革新懇が学習会
 45年ぶりの大雪となった2月8日、新座革新懇が『新春学習会』をふるさと新座館で開催。元参院議員・埼玉革新懇事務局長の富樫練三氏が、「安倍政権の暴走と革新懇運動」と題して講演しました。
大雪をついて開催された新座革新懇の新春学習会=ふるさと新座館。2.8

 富樫氏は、「解釈改憲」による「戦争する国づくり」に直結する「秘密保護法」について詳しく解明。秘密保護法のねらいは「アメリカの要請に基づいて日本の国をつくりかえる構想の一環」だとし、最終目標は「憲法9条の改定」と「国防軍の創設」だと指摘しました。
 また、秘密保護法は、「日本版NSC法」とセットにすることで「戦争する国づくり」をつくりあげようとするものであると指摘。
 戦前の「大本営」や「最高戦争指導会議」などに相当するのが「日本版NSC」。その機能を強化するための「軍機保護法」「治安維持法」に相当するのが「秘密保護法」という仕組みをわかりやすく説明されました。

 富樫氏は最後に、秘密保護法、原発、TPP、消費税、憲法、米軍基地など広大な無党派の人々との一点共闘の重要性を語り、革新懇の『3つの共同目標』を掲げ奮闘することが重要と訴え、講演を終えました。
 参加者からの質問にも丁寧に答え、午後3時半に終了しました。

『革新懇3つの共同目標』
1日本の経済を国民本位に転換し、暮らしが豊かになる日本をめざす。2憲法を生かし、自由と人権、民主主義が発展する日本をめざす。3日米安保条約をなくし、非核・非同盟・中立の平和な日本をめざす。
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