日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2014.6.15  No.1571
日本共産党新座市委員会
子育て支援に望むトップに「経済的な安定」
子育て中の保護者2373人が回答
 2014年に「新座市子ども・子育て支援事業計画」を策定するための基礎調査が行われ、結果報告書が配布されました。

 調査は、就学前の児童3000人、就学児童1000人の保護者に郵送され、2373人から回答が寄せられました。(回収率59・3%)

満足は「地域の子育て支援」 不満足は「公園の整備」

 新座市の子育て支援事業への評価で、「満足」「大変満足」の上位3位は、1地域の子育て支援への協力。2母と子の健康を育む環境。3子育て情報の提供、地域住民と交流する機会でした。
 「大変不満」「やや不満」は、1公園の整備。2子どもの安全に配慮した住環境。3仕事と子育ての両立環境づくりでした。

 また、就学前の児童を持つ母親は、「子育てを楽しいと感じる」51・8%、「楽しいと辛いが同じくらい」32・7%と感じており、辛さを解消するための有効な対策として、1経済的な安定48・6%、2子育てしやすい住居・環境の整備32・9%、3保育園待機児童の解消31・2%と回答しています。子育て世代が子育てを楽しむためには経済的な安定を求めていることが改めて分かります。
 その他、自由記入欄には「病児保育がほしい」「児童館をもっと近くに」など多くの意見が寄せらています。(下欄参照)
新座市子育て支援に係るアンケート 自由回答から
<保育園、幼稚園、小学校、学童保育など>
  保育料が高過ぎると思う。何のために働いているのかわからなくなる。
  現在育休中ですが、復帰の時保育園入園できるのか不安です。保育園の数を増やしてほしい。
  病児保育の充実を切望します。
  幼稚園の補助金が少ないと感じる。公立の幼稚園が少ないのなら、補助金の額を上げてほしい。
  二人目、三人目の保育料を無料にするなど、経済的な負担を減らしてほしい。
  幼稚園に入ると保育園の一時預かり保育を利用できなかった。
  一番困っているのは子どもの預け先。ココフレンドを作ってほしい。
  学童保育の大規模化はますます酷くなっている。 100名もいる大規模な環境に馴染めない。ともかくうるさく耐えられない。
<遊び場、児童センターなど>
  ボール遊びできる広い公園がない。遊具もすくない。
  放課後に子ども達が安全に遊べる場所がほしい。
  児童センターは遠く、子育て支援センターは小学生は行けない。もう少し小学生の居場所づくりをしてあげてほしい。
<経済的支援>
  少子化で子どもをたくさん産めという割には保育園に入れない。所得が少し多いというだけで児童手当も少ない。子ども一人にいくらかかっていると思っているのだろう。
  私立幼稚園しかなく費用が高い。補助があっても負担が大きいので二人目を出産できるか不安になる。
自民党には巨額献金
法人税払わぬトヨタ
井上哲士議員が追及
 井上哲士議員が追及

 法人税を払っていなかったトヨタが、自民党には巨額献金を続けていた。
 自民党と巨大企業の露骨な関係を日本共産党の井上哲士議員が9日の参院決算委員会で追及しました。
 トヨタは08年から12年度までの5年間国内で法人税はゼロ。井上氏は、「トヨタは法人税を払わない時も、自民党への献金はきちんと払っている」と告発。自民党の政治資金団体「国民政治協会」への献金が10年から3年間だけをみても毎年5140万円、計1億5420円に上ると示しました。

 さらに井上氏は、経団連の新会長・榊原定征東レ会長が2日に「政治献金あっせんの再開を検討する」と表明したその翌日に自民党の税制調査会が法人税減税を了承した事を指摘。「なんと露骨なのか。国民は納得すると思うか」と迫りました。

青木ケ原樹海を散策
共産党後援会がバスハイク
雨もあがり散策やバーベキューを楽しみました
雨もあがり散策やバーベキューを楽しみました

 6月8日、共産党新座市後援会は、世界文化遺産に指定された富士山周辺をバスハイクで巡り82名が参加しました。
 山梨県に入ると心配された雨も上がって青空が垣間見え、清々しい新緑の中で青木ケ原樹海を散策。夏でも3度で肌寒いほどの富岳風穴や鳴沢氷穴、富士山の伏流水が現れた忍野八海なども見学しました。お昼のステーキのバーベキューは薪で火を起こして焼きたてを食しました。
 共産党市議団も参加し、皆様と楽しく交流しました。

「保険でより良い歯科治療を」
陳情が全会一致で採択
 「保険でより良い歯科医療の実現を求める意見書の採択を求める陳情書」が医療生協さいたま新座支部(支部長・広瀬ミサ子)から提出されていましたが、6月5日の市議会本会議で全会一致で採択されました。

 陳情書では、「医療保険の自己負担割合が高く、患者・国民にとって医療費が経済的に大きな負担となっています。歯科医療では長期間にわたり保険給付範囲が拡大されないまま放置されてきました。金属床の義歯やセラミックを用いたメタルボンド・・なども自費診療で医療が受けにくい状況となっています」と訴えています。
 6月議会の最終日6月25日に、陳情採択を踏まえて「国への意見書」を採択する予定です。
 健康にも美容にも歯はとても大切です。保険で治療できる範囲が広がれば、歯科治療を受けやすくなります。陳情が採択されたのは埼玉県では新座市が初めて。他の自治体でも次々続いてほしいです。広瀬ミサ子
石神橋を改修しました
コンクリートタイルの傷みを直す
石神橋を改修

 黒目川に架かる石神橋全体のコンクリートタイルが傷み、「自転車等が通るとカタカタ鳴る音がうるさく、タイルも跳ね上がるので改善して欲しい」と地域の方から要望がありました。
 石島よう子市議は市の道路課に修繕要望書を提出し、5月末に改修が実現しました。
 地域でお気づきのこと、ご要望などお気軽にご相談ください。

国保税 約2400人が安くなります
低所得の方の軽減さらに
 平成26年度税制改正大綱で、国民健康保険税の軽減制度が拡充され、新座市の国保税も約2400人の方が安くなることが分かりました。

 国保税は例えば医療分は加入者一人当たり3000円、一世帯当たり1万3000円で、低所得の方は7割、5割、2割軽減があります。
 今回の税改正は、軽減の計算方法を変えるため5割2割軽減の対象者が増え、世帯数で1239世帯、被保険者数で2413人が新たに軽減の対象となります。
 軽減額の合計は2758万5千円です。
「行政代執行」まで定めた「新座市空き家管理条例(素案)」
公表される
 仮称)新座市空き家等の適正管理に関する条例制定にむけ、素案がホームページ等に公表されました。

 素案では条例の目的は、「空き家の管理の適正化を図って安全安心なまちづくりを推進すること」とし、管理不全な状態とは、「老朽化や台風などによって建物の倒壊、建材の飛散等で生命、身体、財産に損害を及ぼす恐れや、草木の繁茂による害虫等の発生など生活環境や犯罪誘発の恐れがあること」と定めています。

 素案では、空き家の所有者が適正な管理を行う責務、市民の情報提供の努力、市の立入調査や応急処置、所有者からの費用徴収、さらに、適正な管理を所有者が行わなかった場合、住所や氏名の公表、著しく公益に反する場合の「代執行」を行うことも定めています。

 共産党は、市民からの声を紹介し、一般質問等で、繰り返し「空き家管理条例」を提案してきました。パブリックコメントは6月30日までです。素案に対して市民の皆様のご意見をお寄せ下さい。
朝賀英義議員が特別表彰
朝賀英義議員が特別表彰

 共産党の朝賀英義議員が、「市議会議員として35年の長きにわたり市政の発展につくし、その功績は特に著しいものがあります」として、全国市議会議長会会長から特別表彰を受賞しました。

 朝賀議員は、長く支えて下さった市民の皆様に深く感謝し、平和と暮らしを守るためにますます奮闘したいと決意を新たにしています。

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