あしの修議員 |
あしの修市議は、9月議会で集中豪雨対策を提案しました。
新座市は1時間当たり47・5ミリの雨量が処理できる下水管となっていますが、最近の集中豪雨はその想定量を上回る雨が一挙に降り、道路が冠水して被害が多発しています。
あしの市議は「雨水貯留槽設置補助制度」の充実と「雨水浸透ます設置補助制度」の創設を提案しました。
「雨水貯留槽」は下図のように屋根にたまった雨水を専用の貯留槽に貯め、植木への散水や災害時の生活用水等に利用するもの。今年度から設置補助金が2万円に拡充されましたが、市民への周知が進んでいないのが現状で、あしの市議は制度の啓発を強く要望しました。
また、「雨水浸透ます」は、個人住宅に設置し雨水を地下へ浸透させるもので、河川や下水道への雨水流出を抑制します。(下図参照)
あしの市議は、「練馬区、西東京市、東久留米市、清瀬市など周辺自治体が制度実施しており、新座市も創設するべきでは」と提案。
市長は、「現在、住宅開発などの開発行為は法律改正で浸透ます設置が義務付けられている。小規模な開発には義務付けがないが、市として設置の働きかけの指導を行っている。また、既存の個人住宅での浸透ます設置も進めていく必要があり、来年度から補助制度実施に向け、検討をしていく」と答弁がありました。
あしの市議は、「ぜひ来年度から補助制度の創設を」と強く要望しました。
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