日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2014.10.26  No.1589
日本共産党新座市委員会
「危ない県道を直して」
共産党「市民アンケート」の声を県土整備事務所に要請
6人の市議が県道ごとに危険カ所を説明=朝霞県土整備事務所
6人の市議が県道ごとに危険カ所を説明=朝霞県土整備事務所

 10月9日、日本共産党新座市議団は、「市民アンケート」で寄せられた県道の危険箇所など27項目の改修要望書を朝霞県土整備事務所に提出して懇談しました。
 新座市内には5本の県道と国道254号線が走っていますが、交通量が多い割に歩道が狭く、危険な場所が沢山有ります。
 「側溝の上が歩道になっているが、ガタガタしていて危ない」「街灯を増やしてほしい」など、市民からの要望箇所を市議団は実際に歩いて確かめ、当日は地図と写真を添えて要望しました。
 道路相談部長、道路相談課長、道路公園課長、河川部担当課長の4人が応対。現場を見て改善方法を連絡すると回答しました。

<主な要望項目>
【旧川越街道】
  1 大和田1-4-12 市道とのT字路交差点に街灯の設置を。
  2 道路の両側に歩道の整備を。側溝のふたの亀裂が激しいので改善を。
【防衛道路】
  1 大和田中町交差点から志木方面まで、歩道設置を。
  2 団地入口交差点の派出所前の花壇が死角となっている。安全対策を。また、歩道のインターロッキング舗装が劣化し、高齢者などが躓くので改修を。
【志木街道】
  1 野火止交差点から歩道橋、野火止小の反対側の歩道に極端な段差があり、自転車やバギーが転倒している。早急に改善を。
  2 野火止小正門に入るT字路、交差点内の停車の禁止を。渋滞の原因。
  3 志木中央病院周辺の道路の拡幅、歩道の確保で安全対策を。
  4 川越街道から志木駅方面の左側の歩道の改善を。
【県道保谷志木線】
  1 歩道内の側溝のふたがガタガタで段差や亀裂がある。改善を。
  2 栗原交差点の右折車線設置工事を早急に進めてください。
【国道254号線】
  1 新座貨物ターミナル歩道橋から川越方面は冠水します。
  2 畑中1-8付近の歩道に草がはみ出しているので草刈を。
  3 水道道路交差点から南北付近の歩道の傷みが激しいので改善を。
【浦和所沢バイパス】
  1 動物病院から英インター信号にかけ雨水が冠水する。
【県道・練馬所沢線】
  1 栗原交差点から野寺小方面の歩道をフラットに。
  2 調布保谷線の開通にともなう、交通量の調整が都と違う点について。
【黒目川河川敷】
  1 朝霞大橋下にアンダーパスができたが、254バイパスにでる道路の整備を。
  2 子どもたちが川に入って遊べる親水公園を増やして。
  3 石神二丁目周辺に「たばこのポイ捨て禁止」の看板設置を。
国民の税金を山分け
政党助成金80億円を交付
 2014年3回目の政党助成金が各党に交付された。
 国会議員5名以上、直近の国政選挙での得票などに応じた交付額だ。今は解散して消滅した「みんなの党」は基準日に存在したので交付される。
 原資は国民の税金で、無党派の人の税金も、一人当たり250円で各党に配分される。
 共産党は、「応援もしていない政党に強制カンパを強いるようなものだ」「税金から活動費はもらえない」と20年間一貫して受け取りを拒否している。
2014年3回目の政党助成金受取額
安全なまちづくりを
共産党南支部が市に要請
党南支部が栗原、野寺、片山、道場4地域の安全対策を要望
党南支部が栗原、野寺、片山、道場4地域の安全対策を要望
 日本共産党南支部は、「市民アンケート」に寄せられた道路舗装、雨水排水、カーブミラー設置などの要望を15項目にまとめ、地図を添えて17日、市役所道路課、下水道課などと交渉。具体的な改善策も示されました。
 同席した石鳥よう子市議は、「市民の声を大切に解決まで取り組んでいきたい」と語リました。
歩き続けることが力に
第13回脱原発にいざウォーキング
約80名が「原発いらない」とコールしながらバレード。10.19志木駅南ロ
約80名が「原発いらない」とコールしながらバレード。
=10.19志木駅南ロ
 10月19日(日)第13回「脱原発にいざウォーキング」が行われ、約80名が参加しました。
 三軒屋公園では、川内原発再稼働や原発輸出をゴリ押しする安倍政権に怒りの発言が次々。続くパレードは、志木駅南口ロータリーなど人の集まる道路をテンポの良いシュプレッヒコールを上げて歩きました。
 「原発いらない」「福島かえせ」「原発問題秘密にするな」と声を上げると沿道から手を振ったり、「そうだ」の声が上がりました。
 笠原進、工藤薫、石島よう子、小野大輔議員ら(共産党)と、高邑ともや議員(育の会)らが参加。当日まで小野、芦野修両議員らが一点共闘を大切に、超党派の「脱原発にいざ市民の会」で準備してきました。
 偶数月の第3日曜日、次回は12月21日(日)に第14回ウォーキングを実施します。皆さん一緒にウォーキングしませんか。
「生活は限界!」
消費税増税反対署名が468筆
署名を呼び掛ける6人の市議団=新座市産業フェスティバル
署名を呼び掛ける6人の市議団=新座市産業フェスティバル

 日本共産党新座市委員会は、10月11日、12日新座市産業フェスティバルで「消費税10%増税反対」署名活動をおこない、468筆の署名が寄せられました。
 二日間とも好天に恵まれ、親子連れなどでお祭リは大変な賑わい。
 「まだ決まったわけではありません。家計も商売も破壊する増税をストップしましょう」と署名を呼び掛けると、「物価が上がって大変」「お小遣いが500円だから僕も大変です」など、高齢者や小学生まで、進んで署名して下さいました。

”芸術の秋”を満喫
第38回新座市民まつり文化祭開会
市民祭り文化祭の実行委員の方々=開会式
市民祭り文化祭の実行委員の方々=開会式

”元気な笑顔 まつりでにぎわうふるさと新座”をスローガンに、第38回新座市民祭り文化祭が始まりました。
 歌謡、民謡、日舞、器楽、演劇などの発表を始め、絵画、書、写真、工芸品などの展示も披露。日頃の芸術活動の成果が発表されます。会場は市民会館、ふるさと新座館、ほっとぷらざなどで10月19日から11月23日まで。
 小中児童生徒作品は陣屋小学校で15、16日に展示されます。
 10月19日は総合開会式が行われ共産党市議も参加しました。

慰安婦の悲痛な証言を無視
埼玉県議会が「河野談話見直し」を可決
石島陽子議員
石島陽子議員

県議会を傍聴して 石島よう子市議 記

 自民党と刷新の会が、「慰安婦問題に関する適切な対応を求める意見書」を県議会最終日に提案するというので、10月10日、県議会を傍聴しました。傍聴には約50名が詰めかけていました。

 意見書は、「朝日新聞が吉田証言の記事を取リ消し、強制連行の根拠が崩れた今日、誤解を解くための国際社会に向けての発信、『正しい歴史認識』の広報や教科書への記述、新たな談話の発表などを国に求める」という到底賛同できない内容です。
 反対討論に立った日本共産党の奥田智子県議(川口市選出)は、「河野談話は吉田証言を根拠にしたものではなく、河野談話の国際的な価値は全く変わらない。各国からの抗議は慰安所での性奴隷状態を問題にしており、新たな談話は必要ない。行うべきは、軍が行った行為を反省し償うことだ」と主張しました。
 「性奴隷ってなんだ」などヤジが飛びましたが、奥田県議は毅然として反対討論をおこないました。

 賛成討論した刷新の会の鈴木正人県議(志木市選出)は、「慰安婦で日本軍を悪くいう人は1人もいなかった」など、元慰安婦の悲痛な証言を無視し、日本の裁判で35人の被害者全員が強制的に慰安婦にされた、と認定された事実を全く見ない討論を行い、大変驚きました。
 意見書は自民、刷新の会の賛成多数で可決されました。
 歴史の真実に目をそむける国際的にも恥ずべき「意見書」を数の力でゴリ押しする埼玉県議会に怒りが湧きあがり、何としても変えなければと痛感した一日でした。

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