日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2015.3.1  No.1606
日本共産党新座市委員会
働き甲斐、住みがいのある街を
いのちと暮らし守る新座市民集会に220人参加
各団体が暮らしを守る取組をリレートーク。○内は連帯挨拶をする石島よう子さん
各団体が暮らしを守る取組をリレートーク。○内は連帯挨拶をする石島よう子さん

 「守ろう憲法!守ろういのちとくらし!ストップ国民いじめの暴走政治!」をメインスローガンに、いのちと暮らしを守る新座市民集会が2月20日ふるさと新座館ホールで開催され、11団体220人が参加。日本共産党市議団も参加しました。

 集会では、加藤靖氏(埼玉県労働組合連合会幹事)が、「公契約条例の必要性」を講演。「公契約とは、国や地方自治体等が民間企業と交わす契約で、公共工事、業務委託、物品調達など多岐にわたる。昨年9月に草加市で県内初の公契約条例が議会で可決された。自治体で働く非正規職員の賃金は民間の相場より低く、平均年収は168万円だ。」
 「全国で条例制定の動きがあるが制定自体が目的ではなく、労働者の適正な賃金、労働条件を確保することが大切。地域住民参加でその自治体で働き、暮すすべでの労働者・住民が働き甲斐、住みがいのある街を創りあげることが目的。条例制定はそのための手段だ」と語りました。

 続いて、埼玉土建、年金者組合、新婦人、学童労組などがリレートーク。
 日本共産党から石島よう子さんが、「県民の命と暮らしを守るべき埼玉県は福祉を切り捨てている。子ども医療費助成や教育予算も全国最下位クラス。全国5位の財政力を福祉、教育などに活用する県政に変えたい」と決意を述べました。

(記・笠原市議)

基地返還の経済効果32倍
基地返還による直接経済効果

 沖縄県は、米軍基地が返還された3地区の経済効果の試算を実施。基地は商業地や住宅、公園などに変わり、雇用が72倍、税収で35倍の経済波及効果があると発表しました。
 普天間基地(宜野湾市)の場合、誘発雇用は1074人から3万4093人と32倍に拡大。「基地は沖縄経済の最大の阻害要因」という翁長知事の主張が改めて裏付けられました。

(2/23付赤旗)

75歳以上の方の医療保険料 3倍〜6倍に
埼王県後期高齢者医療広域連合議会で判明
工藤薫議員
工藤かおる議員

 2月17日、埼玉県後期高齢者医療広域連合議会が開かれ、2015年度予算等を審議しました。
 埼玉県の75歳以上の方は51万人から71万人に増え人口の約1割です。
 後期高齢者医療制度は国民の強い批判があり、当時の自公政権は低所得者への保険料減免を余儀なくされました。
 子どもに扶養されている方は均等割が5割軽減。年金が80万円以下の方は9割軽減です。ところが国はこの軽減措置を段階的に廃止しようとしています。

 工藤議員は、軽減措置を受けている方は何人か?と質問。約31万人で4割に及ぶことが分かりました。軽減措置がなくなると、9割軽減の方は現在4240円が1万2730円に。被扶養物だった方は4240円が2万6586円と6倍に跳ね上がることが分かりました。

 工藤議員は、「今でさえ、保険料を払えない人が1万8000人以上もいて、滞納者の7割は所得ゼロや100万円以下の低所得者だ。軽減措置を無くしたらますます払えなくなり制度が存立しないのではないか。国にしっかり意見を言うべきだ」と主張しました。しかし当局は「急激な負担増にならないよう、丁寧に説明していく」等と答弁するだけでした。

 埼玉県は一人当たり医療費が全国31位と低いのに、保険料万人平均7万5230円は、全国第七位の高さです。これは、2年ごとの保険料改定時に県の財政安定化基金が約83億円もあるのに一円も取り崩さなかったのが原因です。高齢者イジメの県政を変えましょう。

軽減措置がなくなると
3月議会で質問します!
日本共産党市議会議員の一般質問項目と質問日
ぜひ傍聴にお越しください
 日本共産党市議の新座市議会3月議会一般質問の日程と質問要旨は、下記のとおりです。
 みなさんの多くの傍聴をお願いします。
 なお、市議会本会議の模様は、インターネットで生中継も行っています。
小野だいすけ議員 3月12日(木) 4番目
小野大輔議員
1. 今年でちょうど戦後70年です。平和の思いを語りつぐ式典の開催や市内の小・中学生を広島・長崎へ派遣するなどして平和行政のさらなる充実をしてください。また、埼玉県で開催されている「戦争展」や埼玉県平和資料館への派遣も検討してください。
1. 戦後70年目の節目に「非核平和都市宣言」をしてください。
1. 学生への新たな家賃補助制度の創設を研究してください。
1. 学枚給食費の月々負担を軽減してほしいとの保護者からの訴えをよく耳にします。学校給食への月1000円を補助して、保護者の負担を軽減してください。
1. 柳瀬川土手の上の道はとてもせまく交錯しトラブルがありました。安全対策を行ってください。
工藤かおる議員 3月16日(月) 1番目
工藤薫議員
1. 市民の実情を把握し、納税指導のあり方を改善すべきです。
1. 機械的な差押えや不動産公売を取りやめて下さい。
1. 厚労省は来年度から後期高齢者医療保険料の9割軽減などを無くす方針を打ち出していますが、保険料を払えない方がさらに増えていくことが危惧されます。軽減策など対策を行ってください。
1. 待機児童対策はしっかりとした見通しを立ててを充実させてください。
1. 原発避難者の借上げ住宅の居住期限の延長を国に申入れてください。
1. 避難者の方々の声を行政が直接聞き取ることと、避難者同士の交流を促してください。
あしの修議員 3月16日(月) 2番目
あしの修議員
1. 野火止四丁目暫定自転車駐車場は定期利用のみです。一時利用を可能にしてください。
1. 建設業退職金共済制度について証紙貼付率を向上させるように改善してください。
1. 建退共手帳取得の強化について市内の建退共事務組合等と協力し、現場従事者の手帳取得を発注者としても意識的に強化する必要があるのではないでしょうか。
1. 小規模企業振興基本法の具体化について「小規模企業振興基本計画」に基づき、施策を策定することになっています。現在新座市はどう進捗していますか。
1. 放課後児童保育室の整備計画について、平成31年度までの5年間の保育室整備計画をしっかり打ち出し、5年間の整備計画を具体的に示してください。
笠原すすむ議員 3月16日(月) 3番目
笠原進議員
1. 国民健康保険税は引き下げるべきです。会計の状況はどのようになっていますか。
1. 子ども医療費助成について、県へ助成額の引き上げを強く求めて下さい。
1. 全ての医療機関で医療費の窓口負担を撤廃して下さい。
1. 臨時職員、非常勤一般職員の賃金や休暇制度などを改善して下さい。
1. 地域の方から求められている新堀2丁目の道路の新設を急いで下さい。
朝賀ひでよし議員 3月16日(月) 4番目
朝賀英義議員
1. 市立保育園で4歳児、5歳児の保育士の配置基準を変えて、正規の保育士2名から1名体制にすることを検討している。現行水準を維持すべきではないか。
1. 一人暮らしの高齢者の対策をすすめることについて実態をより詳しく調査をおこなうべきではないでしょうか。
1. 介護保険の「要支援1・2」を保険からはずすことについて、市として課題をどのようにとらえ、対策をどのように検討されるのでしょうか。
1. 介護保険の介護報酬の引き下げが事業者に与える影響について市はどのように考えていますか。
1. 地下鉄12号線の延伸運動について、市が想定している駅周辺の「まちづくり」にかかる費用や進捗状況はどうなっているか。
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