笠原すすむ議員 |
「国民健康保険税を引き下げよ」と3月議会の一般質問で笠原進議員が提案しました。
2014年度、市は国保税を一世帯平均1万0348円も値上げしたが、前年度の決算は11億5千万円も黒字で、値上げの必要がなかったことは明らかでした。値上げしたために国保の会計が余裕があります。
笠原議員は、「2015年度の国保会計への一般会計からの繰入金は11億円から9・5億円と1億5千万円も減らしている。その理由を厚生常任委員会で聞くと担当部長は、『前年度と同じベースで計算すると歳入が1億5千万円超過する試算となったので減らした』と答えた。値上げしたためお金が余ったが市民に返すことはしない。こんなことは許されない」「国保に加入している人の大半は所得200万円以下で大変きびしい中で納税している。直ちに国保税を引き下げるべきです」と述べました。
市長は、「多く残れば当然お返しするという考えだが、毎年上げたり下げたりするというのはどうかという心情で、最低でも一年置きくらいでやる財政運営がいいかなと思っています。平成27年度の状況を見させていただいて12月頃にこの件を議論させて頂きたい」と述べ、「6月議会には引下げ」と答弁した前議会から後退した答弁をしました。
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