辻みき議員 |
辻実樹市議は3月市議会の一般質問で「入学準備金、奨学金貸付」制度を利用しやすく給付制奨学金制度の創設について執行部に質しました。
辻市議は、「新座市の入学準備金貸付、奨学金貸付は同様な制度を行っている他市と比べて、返済期間が短い。返済期間を延ばして負担を軽くすることはできないか」と質問しました。
教育長は、「平成26年度の収納率は97・3%で今のところ支障はない。返済期間延長は考えていない」と答弁。
辻実樹市議は、新座市のこれまでの滞納者は入学準備金は41名1041万円、奨学金は7名に43万円であることが明らかになっている事を追及し、教育長は「今も催促や電話はしている。滞納者の対応については今後抜本的に見直す。」と述べました。
さらに、辻実樹市議は、「国は卒業後の所得に連動して負担を軽減する制度を導入している。新座市でも導入してはどうか」と質しました。
教育長は、「国の動向を見守りたい。給付制の奨学金制度の創設については、アメリカにも給付制があり安心して学べるというのは理想的。しかし現段階では財政的に困難」と答弁し、給付制奨学金創設は行わない考えを表明しました。
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