日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2016.6.5  No.1668
日本共産党新座市委員会
9条こわすな 戦争させない
5・29オール埼玉 1万人総行動
プラカードを掲げ、戦争する国にさせないと訴える「オール埼玉総行動」参加者=5.29
プラカードを掲げ、戦争する国にさせないと訴える「オール埼玉総行動」参加者=5.29
「オール埼玉総行動」パレード

 5月29日、北浦和公園で「安保関連法廃止!立憲主義を取り戻すオール埼玉総行動」が行なわれ約9600人が参加しました。

 ステージを埋め尽くした参加者を前に、ゲストスピーカーの高田健さん(総がかり行動実行委員会)は、「安倍政権の憲法9条改憲の野望を許すわけにはいかない」「サッカーの中田元選手は『個々人がまず自立した個となることがチームを強くする』と語っていたが、戦争法反対は、主婦、学生、学者が自らの意思で参加し、非暴力を貫いている。この運動は強い」と共同の運動のさらなる前進を訴えました。

「オール埼玉総行動」参加者

 塩川鉄也衆院議員は、「埼玉は去年も6月に1万人規模の総行動を成功させ全国を励ました」と参加者を激励。「政策も綱領も違う政党が国会前に渦巻いた『野党は共闘』の声に応え、ついに参議院32の一人区で野党統一候補が決まった。夢のような話だ」と述べ、歴史的な共同の力で選挙に勝ち改憲を阻止しようと挨拶しました。

 政党からは小宮山泰子(民進党)福島瑞穂(社民党)、松崎哲久(生活の党)の各議員が挨拶。共産党市議団も多くの市民、団体の皆さんと参加しました。

アベノミクスの失敗を認め、退陣せよ
リーマンショックの前と似ていると言うのは安倍首相だけだ=5.29 日曜討論で小池議員
リーマンショックの前と似ていると言うのは安倍首相だけだ=5.29 日曜討論で小池議員

 29日のNHK「日曜討論」に出演した小池晃書記局長は、「戦後初めて2年連続個人消費がマイナスになった原因は消費税8%増税だ」「リーマンショックの前に似ていると言っているのは世界でも安倍首相だけで、首相の主張は伊勢志摩サミットでも受け入れられなかった」「自らの経済失政の責任を『世界経済』に転嫁するのはあまりに無責任、厚顔無恥。もはや日本経済のかじ取りをする資格はない。アベノミクスの失敗を認め退陣すべきだ」「大企業や富裕層の税のがれ(タックスヘイブン)をまず徹底的にやるべきだ」と追求しました。

(5月30日付 しんぶん赤旗より)

共同の輪を広げ、暴走ストップを
新座革新懇が講演と文化のつどい
革新懇はたたかいの「要」です。講演する富樫れんぞうさん
革新懇はたたかいの「要」です。講演する富樫れんぞうさん
 5月29日畑中公民館で、新座革新懇主催「講演と文化のつどい」が開かれ80人余りが参加しました。 講師の富樫練三さん(党前参院議員)は、いまの情勢の特徴と革新懇の新たな役割を豊富な資料で縦横に語られました。

 I、「オールじゃぱん」の運動が参院選を前に、32の1人区全てで野党の統一候補が実現しました。
 その背景には、13・11以降の原発再稼働反対や沖縄辺野古基地反対など一点共闘の発展、2憲法学者やシールズ、ママの会など主権者の運動、39月19日法案が強行可決されると間髪を入れず、「戦争法廃止・立憲主義回復のための国民連合政府」をよびかけた日本共産党の努力と選挙での躍進があったと指摘。

 II、戦争法は「戦争する国」への一歩で、自民党案の「明文改憲」で具体的に完成させる。「ナチの手口に習い」、緊急事態法とあわせて強行するのがアベ政権の狙いである。

 III、戦争法と埼玉県の関わりは入間の米軍基地跡地に造られる自衛隊病院を例に語りました。

 日本の統一戦線運動は新しい段階に入ったとし、革新懇の今後の役割を、1一点共闘を重層的に発展させる「要」2国民こそ主人公の政治を創るための共同の「架け橋」であると結び、「有利な情勢を確信に参院選で勝利を」呼びかけました。
「オール埼玉総行動」参加者

 第二部では有原誠治監督自らが、昨年の平和行進で夢の島から広島まで歩き続けた「平和行進者」に光を当てたドキユメント映画を上映し、熱い感動が場内に広がりました。

 核兵器廃絶は、保革を超えた首長さんなどから歓迎され、行く先々でカンパや茶菓子のおもてなしを受けるなど、「一点共闘」の見本のような行進でした。

(市瀬陽三)

「新座市障害者を守る会」の総会に参加して
「相談支援員を増やして」2人の相談員で200件の生活相談
 5月28日、「社会福祉法人新座市障害者を守る会」の総会が開かれ、共産党から厚生常任委員の石島、辻両議員が出席しました。

 通所施設の「けやきの家」「くるみの木」「こぶしの森」や、相談支援事業、移動支援事業、生活サポートハウス「いっぽ」、余暇支援事業など、様々な事業で障がい児者と家族を支えている「守る会」の活動が映像も交えて報告されました。

 26年2月から始まった相談支援事業所「ぽけっと」の報告からは、「小学校と放課後デイサービスとの情報の共有などを行い、やりがいを感じる」といった話とともに、「家族の病気で短期入所を利用したくても、入所施設が少ないため情報提供ができない」「市内3か所のグループホームは一杯で入れない」「就学前の障がい児が使えるサービスがほとんど無い」「生活相談を200件も抱え、2人の相談支援員では厳しい。新座市からの委託相談としてやっているが、やればやるほど赤字になる。包括支援センター(高齢者相談センター)並みの委託料があれば支援員1人増やせるかも」など話があり、多くの課題を感じました。

 決して楽ではない労働条件の中、4人の20年勤続をはじめ、長年勤続の職員が「守る会の宝です」と表彰されたことも大変印象的でした。

(石島市議・記)
ホタル観賞会に2000人 畑中ホタル愛好会
「第12回ホタル観賞会」

 5月28日、29日、畑中町内会と畑中ホタル愛好会主催の「第12回ホタル観賞会」が黒目川公園内のホタルの里で行なわれ、約2000人の市民や子どもたちが可憐なホタルの舞を楽しみました。
 パネル展示には子ども達が「源氏と平家、どこが違うの?」「ホタルはなぜ光るの?」など質問したり、ホタルの幼虫を珍しげに見ていました。愛好会ではホタルの里親さんを募集しています。
ご連絡は 481-4126 工藤まで。

新座市営墓地の公募始まる
新座市営墓地の公募始まる
6月議会の日程
6月議会の日程表
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