日本共産党新座市議会議員団
← 前号  |  インデックス  |  次号 →
にいざ民報

2016.7.24  No.1675
日本共産党新座市委員会
「子育て支援・教育政策」が優先順位第一
新市長は公約実現を
市長選挙の公開討論会で、政策を述べるあさか英義候補=6.28 ふるさと新座館
市長選挙の公開討論会で、政策を述べるあさか英義候補=6.28 ふるさと新座館
 新座市長選挙で日本共産党は、「大型開発より市民のくらし応援を」とあさか英義元市議を擁立して選挙戦をたたかい、あさか氏は2万票以上(30・66%)を獲得して善戦しました。

 6月28日に朝霞青年会議所が主催した「公開討論会」での論戦をご紹介します。両候補は提出したマニュフェストに基づいて論戦しました。

 解決したい課題について

 あさか英義氏は、「1子育ても老後も安心して暮らせるまちをめざす。200人を超す保育園待機児童、学童保育の大規模化を解消する。高齢者や障がい者が住み慣れた地域で生きていけるよう高齢者相談センターの充実、緑地保存に力を尽しみどりとせせらぎのあるまちづくりを進めたい」です。

 並木まさる氏は、「後期高齢者は10年後に現在の1・4倍に増加。市民の連携・協力で高齢者の快適な生活を支える仕組み作り。待機児童ゼロをはじめ子育てする働く世代が暮らしやすい環境作り」でした。
新座市長選挙「公開討論会」

 重要政策(優先順位で三つまで)で

 あさか英義氏は、1暮らしを守る(国保税と介護保険料引き下げ、給付制奨学金の創設など)2子育て支援(学校給食費月千円助成、認可保育園増設、少人数学級など)3くらしやすい街づくり(循環バス一時間に一本運行、公園の増設など)

 並木まさる氏1子育て支援・教育政策(保育所の新増設、保育コンセルジュの導入、少人数学級と副担任制度の充実等)2医療政策・介護支援(地域包括支援センターの拠点増強、ホームドクター体制の構築等)3中心市街地活性化、防災対策、公共施設マネージメント(土地区画整理事業の推進、地震・災害に強い地域防災計画の立案・推進など)でした。

 9月議会(8月30日開会)では新市長の施政方針表明が予定されています。 並木まさる新市長は「幼児教育の専門家」として公約の第一に掲げた子育て支援、教育をどう実現していくのか、市政の課題をどのように解決していくのかが問われます。
 日本共産党も「大型事業の見直しによる、市民の暮らし応援」という選挙中の公約実現にむけ奮闘します。

9月議会に皆さんの声をお寄せください
 9月議会は、8月30日(火)開会予定です。請願・陳情、一般質問の締め切りは8月24日(水)です。市民のみなさんの市政へのご意見、ご要望をお寄せください。
「市民+野党」の選挙 さらに花開かせよう
伊藤 岳さんが決意
大奮闘した伊藤 岳さん
大奮闘した伊藤 岳さん

 参院選での熱い応援に、改めて感謝致します。結果は残念でしたが、「野党共闘効果」を実感した選挙でした。「よくぞ英断してくれた」という激励が、ビックリするほどの広がりでした。

 埼玉選挙区では、生活の党に「推薦」をいただき、小沢代表が志位委員長と共に応援スピーチをしていただきましたが、かなりの衝撃波で、YouTubeの録画視聴は1万近くにもなりました。

 市民の自主的・自発的な活動も広がりました。Twitter上で、作家の中沢けいさん、盛田隆二さんらも「私も熱烈応援」と投稿され、中沢さんは飛び入りスピーチもしてくれました。
 また、「twitterを見てきました」と駅で飛び入りでビラ配布してくれる方、電話かけを手伝ってくれる方もたくさん生まれました。

「市民+野党」で得た大きな財産をさらに花開かせてまいります。

「玄関まで冠水。早く改善を」(山下通り)
上下水道部長「来年度からの工事できるよう国へ補助金要請する」
あしの修議員
あしの修議員

「家の前が大雨降ると水が溜まり、玄関の所まで来てしまう。どうにかしてほしい」住民の方の声です。
 野火止三丁目、西分集会所付近の交差点がすぐ冠水してしまうという訴えが数年前から寄せられ、市当局に改善を求めていましたがなかなか改善が進まず、あしの修議員は6月市議会の一般質問で改善を求めました。

 市長は、「この場所は現在300ミリと500ミリの管2本整備されているが、さばききれない状況にある。新座市公共雨水整備10ケ年計画を見直し国道254号、野火止公園(ニトリの所)から冠水する付近まで1800ミリから1350ミリの管の埋設を行っていく。今年度実施設計委託を発注した。」と答弁がありました。

 あしの議員は、「この整備計画は5年計画だが、住民の方々は既に冠水の被害を受けている。1年でも早い整備がもとめられている。来年度から整備を進めるということか。」と早急な整備を求めました。
 上下水道部長は「国の補助金を活用して進める事業で補助金の交付状況にもよるが来年度から事業ができるように国への補助金申請も行っていく」と答弁がありました。

 あしの議員は、再度、「住民の方々は1年でも早く直してほしいという思いだ。早急な改善を」と強く要請しました。

野火止公園に幼児用の遊具を
市長「北野一丁目児童遊園から遊具を移設します」
辻みき議員
辻みき議員

 野火止公園(野火止3丁目「ニトリ」横)は、小学生以上向けのアスレチック様の遊具、大人向け健康器具はありますが、幼児が遊べる遊具がありません。

 辻実樹市議は6月議会で、「この公園は緑に囲まれたよい公園で若い家族にも良く利用されている。小さい子にも安全で安心して遊ばせられる遊具が欲しいという声がある。ぜひ設置を」と提案しました。

野火止公園に移設されるブランコ

 市の答弁では「7月に閉園予定の北野1丁目児童遊園(立教大学の裏側)にある、再利用可能な遊具は野火止公園に移設し、不足するもの等については次年度に向けて協議する」と述べました。ブランコが移設される予定です。

←野火止公園に移設されるブランコ

本多テニスコートを「オムニコート」に
市長「十文字女子大サッカーコート横に整備を研究中」
工藤かおる議員
工藤かおる議員

 工藤かおる市議は6月議会で、「本多テニスコートを利用する市民の方から、3年間のプレー回数表を頂いたが、予約しても実際にプレーできるのは約6割でした。水はけのよい全天候型のオムニコートに整備をしてはどうか」と質問しました。

 市長は、「オムニコート化については予算編成時に自分も要望しているが現在の財政状況だと難しい。一面整備するのに約1500万円程度かかる」と答弁しました。

 工藤市議は、「日本テニス協会の調査によると、錦織選手の人気もありテニス人口は増えていく。近隣の朝霞も和光もみなオムニコートを持っている。中学生のテニス大会が雨天で延期されるのは授業時間確保のためにもよくない。新座市も一つはオムニコートを整備すべきでは」とさらに質問。

本多テニスコートをオムニコートに
本多テニスコートをオムニコートに

 市長は「十文字女子大のサッカーコートの隣地にフットサルコートとテニスコートの兼用のコートの企画を研究中です」
 教育長は「中学校の大会が延期されるのは仕方がない。サッカーコートの隣地のオムニコート整備は教委としても全力で頑張って参りたい」と答弁しました。

たたかいはこれから! 憲法9条改悪許すな!
戦争させないオールにいざ実行委員会
「戦争させないオールにいざ実行委員会」定例の19日宣伝(志木駅)
 7月19日「戦争させない!オールにいざ実行委員会」は定例の19日宣伝を志木駅で行ない、11人が参加。用意したビラが30分でなくなる等市民の共感が寄せられました。参院選挙の結果、改憲勢力が3分の2を占めましたが、国民は改憲を白紙委任した覚えはありません。「9条変えるな」の運動を更に強めましょう。
← 前号  |  インデックス  |  次号 →