日本共産党新座市議会議員団
← 前号  |  インデックス  |  次号 →
にいざ民報

2017.6.4  No.1718
日本共産党新座市委員会
志木駅南口駅前広場の整備工事
(株)熊谷組が14億円強で受注 6月議会はじまる
 5月31日から6月20日までの会期で、6月議会がはじまりました。市長提出議案は、条例一部改正5件、補正予算2件、人事案件5件、工事請負契約案件1件、備品購入1件等の合計18件です。

 主な条例は、1年収360万円未満や多子世帯の保育料を軽減する条例、2国民健康保険税(均等割と平等割)の5割2割軽減基準を広げる条例、3市税条例の一部改正(家庭的保育事業などの家屋の固定資産税軽減等)等が提案されています。

 一般会計補正予算は総額約7606万円で主な内容は1第三庁舎売却に伴う社協などの引越し委託料129万8千円。2町内会の机など備品購入(野寺、栗原一、片山、東一、西分各町内会)180万7千円。3(仮称)石神四丁目保育園の建設補助の増額1013万円。4市道21ー57号線の拡幅用地費700万円。5学力保障スクラム事業(第四小学校34年生に学習支援員派遣等)50万円。6小学校芝生維持管理100万円。7埋蔵文化財試掘調査443万円。8大和田運動場野球場の工事設計委託料2434万4千円などです。

 工事請負契約案件は、「志木駅南口駅前広場等整備工事」で、ダイレクト型制限付き一般競争入札の結果、株式会社熊谷組埼玉営業所が14億5778万4千円で受注した案件です。

 主な工事内容は、1地下自転車駐輪場約1500台。2大屋根・シェルター築造。3駅前広場改修などです。

 日本共産党市議団は、議案をしっかり審査するとともに、市民要望に基づき、全員が一般質問を行います。(下記参照)議会傍聴においでください。
6月議会の日程
安倍政権はレッドカードで退場だ
「森友」と「加計」2つのイエローカード
政治の私物化だ、追及する小池晃議員

 日本共産党の小池晃書記局長は、27日夜インターネット・テレビ「AbemaTV」で「政府は前川氏の発言が虚偽だというのなら証人喚問をしてただせばいい」と批判しました。

 「安倍首相は『総理の意向はない』と言うのならそういう発言をした者を突き止めるべきだ。前川氏を攻撃するのは全くおかしい」と指摘。「加計学園と森友学園は多くの共通点がある。イエローカードを2枚もらったらレッドカードで退場だ」と語りました。

 さらに「『腹心の友』が理事長を務める学校に税金が注がれる。政治の私物化という疑念を放置するわけにいかない。真相を解明する責任は政府と与党にある」と強調しました。

縄文時代と平安時代の住居跡も発掘
大和田2・3丁目土地区画整理事業地内
 大和田2・3丁目土地区画整理事業は、約50ヘクタールに清水建設の業務センターやカインズホームなどの企業を誘致するため、市施行で行われています。
動物を追い込んだのか?深い穴も。遺構発掘現場=大和田
動物を追い込んだのか?深い穴も。遺構発掘現場=大和田

 事業地は、埋蔵文化財包蔵地であるため、試掘調査の結果、多くの遺跡が発見され約12億円の予算で発掘作業が行われています。

 5月23日、共産党市議団は現地に行き、学芸員や文化財担当の職員から丁寧な説明を受けました。

 発掘されているのは縄文時代の竪穴式住居跡が1ヶ所、平安時代の住居跡が3ヶ所。釜戸の跡は火を使ったため鉄分で土の色が変色しているのでわかるそうです。

 その他、当時の人の暮らしが予想される食物蔵、石器や土器、須恵器、黒曜石なども出ています。柳瀬川が蛇行していたらしく川石が多く掘り出された場所はマーキングしてありました。

 国道254バイパスに近い地点は、もっと遺跡があるそうなので、まだまだ発掘と記録保全が続きます。

 今後、写真や遺跡台帳などで遺跡は記録保全されることになりますが、市議団は、貴重な遺跡を適切に保全するとともに、市民にも公開するよう議会で求めていきたいと思います。

6月議会で質問します!
日本共産党市議団 6月議会一般質問の内容
 日本共産党市議団の6月議会での一般質問は下記のとおりです。ぜひ、傍聴にお越しください。
 新座市議会は、インターネットによる議会ライブ中継を行っています。また、約5日後には録画も見ることができます。
 傍聴に行けない方はライブ中継、録画もぜひご覧ください。
 ↓下のリンクから見る事ができます。
新座市議会インターネット中継 新座市議会インターネット中継
小野だいすけ議員 6月14日(水) 3番目
小野大輔議員
1. 第2老人福祉センターの建て替えはどのようになっているか。施設の完成はいつ頃を考えているのか。
1. 大和田2、3丁目区画整理事業で出土した遺跡はどのようなものか。時代、当時住んでいた人たちの営みはどうだったか。市民への周知をどのように図っていくのか。出土した遺跡は貴重な市民の財産です。しっかりとした調査を。
1. 男女共同参画プランでは、目標の女性比率は40%以上となっている。女性の登用がなぜ進まないのか。女性比率の向上に向けてさらなる努力を。
1. 県道である防衛道路の市境部分の安全対策を。側溝が割れ、歩道が狭く大変危険な通りになっている。県に働きかけるとともに、市としてできる範囲の対策を。
工藤かおる議員 6月14日(水) 4番目
工藤薫議員
1. 市内循環バスの見直しについて市民の声を広く取り入れて公共交通空白地域を無くすべく努力を。
1. 市内循環バスダイヤの増便について最低「一時間に一本」が市民の要望であり、増車に踏み切ってはどうか。また、デマンドタクシー制度の検討はどのようになっているか。
1. 市は来年度から、レジャー農園の賃料を約3割の値上げを予定していますが、値上げは中止し、より多くの市民に利用していただくようにしてはどうか。
1. 公道並みに利用されている私道の公道化について、要綱の改正、周知、簡易な補修費を予算化してはどうか。
1. 原爆の悲惨さを次世代に伝えていくために、「原爆写真」を学校に掲示するなど、平和教育のさらなる充実を。
石島よう子議員 6月15日(木) 1番目
石島よう子議員
1. 放課後児童保育室の常勤支援員は、4月1日現在106名配置されるべきところ、28名欠員だった。支復員を募集しても応募は少なく、離職する支援員も多い。支復員の正規職員化も含め、処遇改善をさらにすすめるべきではないか。
1. 就学援助の入学準備金の支給時期について新座市においても、国の制度改正を参考に、入学準備金を必要な時期に支給すべきではないか。
1. 国民健康保険の都道府県化について、国庫負担金の増額を国に要請すべき。また、一般会計からの法定外繰り入れをなくさずに増額すべき。
1. 都市計画道路保谷朝霞線について説明会の開催を。 27m道路は必要ないという住民の声を県に伝えよ。
辻みき議員 6月15日(木) 2番目
辻みき議員
1. 野火止高架水槽跡地建設予定のバス折り返し場について、市民から提出された手紙をどのように受け止めているのか。バス出入庫予定時間、誘導員の配置、市民への周知の方法等はどのようになっているか。
1. 自殺対策について、新座市における自殺の実態についてどのように把握しているのか。「自殺のない社会づくり市町村会」への加盟を。
1. 基幹型障がい者支援センターを第4次障がい者福祉計画では整備するとされている。まだ、児童発達支援センター建設は先送りされた。今後の予定をどのように考えているか。
1. 市役所周辺の駐輪場は大変混雑している。新庁舎建設にあたっては充分な駐輪スペースの健保を。
あしの修議員 6月15日(木) 3番目
あしの修議員
1. 発達障がいの通級指導教室小学校への増設と中学校への新設を。
1. 設計労務単価は29年は27年と比べ8.3%引き上がっている。市役所新庁舎建設現場での下請従事者の適正な賃金確保のために公共工事設計労務単価変更手続きを。
1. 解体が予定されている現本庁舎はアスベスト含有の有無は。また、近隣住民等への対応をどう考えているか。
1. 新座第六中前交差点は押しボタン式信号機設置の要望を行っている。その後どのようになっているか。
1. 市道12-07号線の歩道整備は現在途中までの整備となっている。現在、通行者が増えている。早急に整備を行うべきではないか。
笠原すすむ議員 6月16日(金) 1番目
笠原進議員
1. 介護保険事業計画推進委員の選出について委員の中に公募市民を入れてはどうか。
1. 子ども・子育て支援事業計画は、今年で五ヵ年計画の中間年となっている。保育や放課後児童保育室事業などは見直しが必要となってきている。どのように考えているのか。
1. 放課後児童保育室について支援員の欠員が出ている。欠員は年々増加している。原因をどのように考えているか。また、市の責任をどのように考えているのか。欠員解消のためにどのようなことが必要だと考えているか。第2種臨時職員による補充ではやっていけないのではないか。
1. 夏休み中の入室について、現在の厳しい状況の中で、どのように対応しようと考えているのか。
← 前号  |  インデックス  |  次号 →