石島よう子議員 |
石島市議は一般質問で、「今でも高い国保税が、今回の制度変更によって値上げにならないようにするべき」と一般質問しました。
石島市議は「国保税が高くなった1番の要因は、国が公費負担を減らしたことにある。引き続き国と埼玉県に公費を増やすことを求めるべき。全国知事会も高齢化に対応するため、定率国庫負担を引き上げるよう改善を要望している。国は都道府県化で、国保の財政基盤の脆弱さなど構造的な課題を解決すると言ってるが、一方で市町村が国保税の負担軽減のために行っている、一般会計からの繰り入れをやめさせようとしている。国は都道府県化で3400億円の財政支援をすることになったが、これは全国の市町村が繰り入れている3900億円よりも少ない。国の負担を増やすべきです。また、一般会計繰り入れは、『市町村の考え、判断でできる』というのが国会答弁なので、市は住民の暮らしの方に目を向けて考えるべきです。市長の考えは」と質問しました。
健康増進部長は「第3回シミュレーションの、1人当たり保険税必要額は11万4062円です。また、納付金のうち保険料でまかなうのは約46億円です。(今と同じ保険料率を維持すると)今と同額の9億5千万円を一般会計から繰り入れても、約3億円不足します」と答弁しました。
3億円の負担を市民にかぶせるな
石島市議が「国は財政基盤の脆弱さを改善するといったのに、制度変更が理由で新座市が3億円も財政負担が増えるのはおかしい。市長は会議等で国や県に公費を増やすよう言うべき」と考えを質すと、市長は「石島議員の言うとおり。制度改正によって市の負担が増えるのはおかしい」と答弁しました。石島市議はさらに、新座市にも繰り入れ金を増やすことを求めました。
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