日本共産党新座市議会議員団
政策・実績
2008年
[新座市政黒書と重点政策]
4. 日本共産党市議団の果たした役割
1. 市民いじめの「行革リストラ」阻止に全力をあげる
 行政の一番の仕事は「住民福祉の増進」です。

 日本共産党市議団は、市のリストラ計画を情報公開でキャッチし、いち早く市民に知らせ、「いのちと暮しを守る実行委員会」とともに、学習決起集会を開き、高齢者、障害者、農業・商業団体などへの申し入れ、宣伝、署名活動に精力的に取り組みました。
ズシリと重い市民の願い
ズシリと重い市民の願い
値上げ撤回署名を市に提出する「いのちと暮らし実行委員会」2005.2.13

 05年度の市民サービス切下げ反対署名は合計約1万7千筆を集め、集団資源回収奨励金、就学援助の認定基準などの改悪を一部撤回させました。

 「土地区画整理事業など大型事業を見直せば一億円で、福祉・教育サービスを存続できる」と対案を提示し、財政運営のあり方で論戦をリードしました。

2. 大型公共事業の先送りを実現しました
 市財政の分析をおこない、「財政難」の原因を解明。新座駅北口土地区画整理事業(総事業費約126億円)など、07年度、大型公共事業のスローダウン・先送りを実現させました。電柱地中化工事が中止されました。
資料3新座市の財政力・参照
資料42015年度までの財政見通し・参照
1億円でこの市民サービスを存続できます(06年度)
3. 税金のムダ遣いをきびしくチェック
 11億円のふるさと新座館新設は見直せ、大型道路保谷朝霞線の事業縮小など、不要不急の公共事業をチェック。「大型道路より生活道路の補修を」「障害者手当削ってなぜ観光プラザか」など、税金の使い方を厳しくチェックしてきました。
「聖域」だった大型事業を先送り 総事業費とこれからの出費
4. 子ども医療費の窓口無料化を実現しました
 「子ども医療費の就学前までの無料化」と「窓口払い撤廃」は、署名や予算要望、一般質問、医師会への申し入れなどで繰り返し取り組み05年7月から窓口払い撤廃が実現しました。

 しかし、受診の多い大病院での実施が遅れていたため、病院長にも働きかけ06年1月から大病院系でも窓口無料化が実現。現在では都内病院での無料化を要求しています。

 また、市民アンケートに基づき、痛んだ道路の改修、街灯やカーブミラーの設置、河川改修などを住民とともに市や県土木事務所に要望し、改善を進めてきました。
4市の共産党市議で朝霞地区医師会長(当時)に窓口払い撤廃を申し入れる
4市の共産党市議で朝霞地区医師会長(当時)に窓口払い撤廃を申し入れる。
=2004.6
5. 学校施設改修など教育予算を増額
 2003年7月、2006年10月、市議団はほぼ全小中学校を訪問し、現場の先生方の要求を聴取。06年度議会では市議5人が9回に亘って一般質問。安全で綺麗な学習環境を要求しました。その結果07年度小中学校予算が前年より約30%増額され9億7700万円に。トイレやプール改修、特別教室にエアコン設置、全教室に扇風機設置、体育館の雨漏りなど、多くの要望が実現しました。陣屋小学校の大規模改修も実施されました。
校長先生から老朽ケ所を聴き取る市議団 臭うトイレの改修を多くの学校が要望
校長先生から老朽ケ所を聴き取る市議団 臭うトイレの改修を多くの学校が要望
6. 営業と暮しを守る施策を前進させました
 「地元中小業者や商店を応援し、地域経済活性化を」と主張。この4年間で5人の市議が18回取り上げ、小規模工事登録制度の改善(限度額50万が80万円に)、公共工事を市内業者に分割発注などが実現しました。耐震補強とセットで住宅リフォーム助成制度も実施まであと一歩。
7. 建設的な発言で議会をリード
 「自治基本条例」などで、住民投票や情報公開など、徹底した住民主権を提案して、内容を大きく改善しました。少人数学級や子ども医療費無料化など、財源も示して実現を迫っています
8. 市民の願いを陳情採択や「国への意見書」提案へ
 「公民館を無料に」「高層マンション反対」など市民からの切実な陳情採択に奮闘。また議案提案権を活用し、「高齢者への増税中止」「国民健康保険税への国庫負担率の引き上げ」など、国への意見書を提案して、市民の願いを国に伝えました。(国への意見書:4年間で82件中57件が共産党提案)
資料8日本共産党 この4年間の実績・参照
→ 5.市民の願い切り捨てる自民党、公明党、民主党
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